劇団空組さんちの知永ちゃん♡ -4ページ目

劇団空組さんちの知永ちゃん♡

劇団空組の代表、空山知永のマイペースBlogです( ´ ▽ ` )

妊娠が分かったのは4月のことでした。
ちょうどその時期、旦那さんとドラゴンボールのアニメ見まくってて、旦那さんが「魔人ブウ可愛いわー。子ども出来たらブウって名前にしよかな(笑)」ってふざけて言ってたことから、妊娠が分かってからも、胎児を【ぶぅちゃん】と呼んでおりました。

私の知ってる妊婦はみんな幸せそうで、胎動を感じるたびに「あぁ、愛しい…」そんな気持ちになるもんやと思ってました。

現実は…

マジ、悪阻しんどい。えぐい。何もできひん。
でも、子どもおるって実感もないから、ただただ絶望。
ちゃんとやりたいのにできひん。病む。
検診までの時間が長い。心配。なんかあったらどうしよう。
肌荒れる。ホルモン乱れる。しんどい。
なんでみんな子ども産むの?こんな思いしてまでなんで産むの?

そんなこと思ってました。
救いは、赤ちゃんが少しずつ育ってるのを、毎回楽しみにしてる旦那さんの存在くらいで、子供はめちゃくちゃ好きやけど「絶対将来は子供産みたい!」とかは思ってなかったから、妊娠が幸せとか楽しいなんて、一回も思えなかった。

胎動が愛しい?
そんなん思ったことない。痛い。肋骨蹴られる。イライラする。
いつもお腹の中のぶぅちゃんと喧嘩してました。
「やめてって言うてるやん!!!」って。

その分旦那さんが、私以上に母親してくれてたので
「買っとかないとあかんもんある?」「部屋を過ごしやすく模様替えしなくちゃ!」「早く会いたいねぇー。」
私は「ふーーーーん。」くらいの感覚で過ごしてました。


計画分娩も失敗に終わり、陣痛もつらいし、体も辛いし、もうホンマにピークに達してたときに、まさかの緊急帝王切開なって。
でも赤ちゃんはNICU入らなあかんくて、結局一回も同室出来ないまま、先に私だけ退院なって。
傷口も痛いし、自由きかへんし、体も心もなんかボロボロなんですけど…


今から退院するんで、旦那さんのお迎えを待ってるんですけど

退院直前に、やっと赤ちゃんが保育器から外に出れて、初めて腕に抱っこ出来て
授乳できて
服着てるの見れて

この約9ヵ月を振り返って。
全てのしんどさが、愛しい思い出になりました。
こういうことか。みんなが言うてたんは。
もちろんしんどかったし、ちょっともう二度と出産はしたくないって思うんですけど

めちゃくちゃ辛かったけど、そんだけの意味は余裕であるくらい
腕の中におさまってる赤ちゃんが
なんか、キラキラして見えて。
頑張ってきたなーって。
私も、赤ちゃんも、旦那さんも。
「あぁ、この為やったんかー」って。
寝れてないから余計かもやけど、いつでも涙腺崩壊するレベル。


出産前は「24時間、母子同室とかきつない?!」とか言うてたのに、結局一回も母子同室出来なくて、辛かったもん。
嫌や言うてたくせに、勝手よね。
ごめんね、ぶぅちゃん。
なんで、34年も生きてるのに、なくなってからじゃないと大事なことに気づけないんやろう。


何もなく、お腹の中で育ってくれたこと、育たれたこと、育てれるように助けてくれたこと。
お腹を蹴って元気だと伝えてくれてたこと。
何事もなくここまでこれたこと。
抱っこ出来ること。お風呂に入れれること。一緒に寝れること。
一緒におうちに帰れること。
全部全部、なに一つとして当たり前じゃないのに、当たり前やと思ってた。
バカだなー。


きっと、これからも当たり前は続く。
でも、全部当たり前じゃないんだよ。
幸せなことなんだよ。
ありがたいことなんだよ。
それを教えてくれたんですね。
まだまだ学ぶことがばっかり。それは一生やろな。
とりあえず今日は寝るわ…。

旦那ちゃまに会えるの嬉し。
さぁ!退院!!!