妊婦さんの治療は慎重に・・・ | 志鳥浩史の骨折り得

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紹介が出来れば良いかなぁ・・・な~んてね(^_-)

先日、妊娠6ヶ月位の妊婦さんが来院しました。

右の腰から股関節辺りがぎこちなく、酷いと外れそうな感覚があると・・・

だいぶお腹も大きくなってきて、腹筋で体幹を支えるのが困難になるため、仙腸関節にかかる負荷が増えてくる。

だんだんと姿勢保持と歩行の両立が難しくなり、このような症状を訴えるようになってくる。
もっと酷くなると、仙腸関節の動揺性が強くなり更に不安定になり、一時的な関節炎タイプになってくる。
そうなると、出産して腹筋に意識をもてるようになるまでの数ヶ月間、仙腸関節の炎症性機能障害の悪化と緩解を繰り返すことになります。

ちなみに今回のケースはまだ炎症状態ではないので、仙腸関節の機能障害を治療するだけで、間に合った。
やや、上部腰椎と下部胸椎の機能障害もあったので、そちらも治療しました。

結果、不安定感や引っ掛かり感、力の入りづらさ等の症状もほぼなくなりました。

ただ、妊婦さんになると、理学療法機器の使用が難しくなる為、凝り張りは手技やウォーターベットマッサージのみとなります。

妊娠後期になるとこれをたびたび繰り返しします。
なんとかしてあげたい気持ちでいじりすぎると、関節炎を誘発させてしまうので、注意が必要です。

出産までフォローしていきたいと思います
m(_ _)m