国家試験の勉強にむけて準備した各分野の教科書と授業プリント、模試や参考書の山です。
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整理しないまま三年目を迎えた、一年生のときの広域分野のレジメたち。
これ全部見直したら最強だ!と意気込んでいたものです。
冬季などに参加した予備校資料もたしかあります。

実際の国試勉強で使ったのはこれ
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シンプルがいちばん!

医学書院の過去問集、メヂカルフレンドの必修対策、東京アカデミーの高正答率問題集

中でも高正答率問題集は三年生になりすぐに購入して、よく電車なんかで見ていました。
必修ばかり使ったので半分も終わらせてはいませんが、はやいうちからこれを見ていたのは良かったと思います。

医学書院の過去問集はここでも書いた通り二月頭からはじめました。
遅いです。

これまで何度か模試を受けていました。
学校で受けさせられますよね。
得意な精神科、在宅、状況設定系はあとまわしに、
苦手な小児科、母性、法律系から着手しました。
自分の実力を早いうちから分析しておくだけでリーチになると思います。
得意分野は勉強も楽しいはずだからやろうと思えば低学年のうちから国試合格レベルになれます。
勉強しだす自信のないわたしのようにダメな人は参考にしてください。。

関係法規や社会福祉はほとんどの学生が興味がなく面倒と感じますが、在宅と併せて理解する部分も多いので、思ったほど大変ではありませんでした。
大切なのはやはり解剖生理、病理、疾病といったところで、たくさんの症例を見聞きして数値や症状に慣れるのが手っ取り早いと思います。
つまり、実習では主たる疾患を受け持つようにすることが国試への近道だということです。
わたしは腎不全やストマ、糖尿病、白血病などの重要な疾患について勉強する機会がたまたまあったので、改めて勉強するよりラクでした。
実習の少ない低学年のうちにこれらの主要な疾患についてプチナースなり看護雑誌を読んだり、実習で扱った友達の話を聞いたり記録を読んだりするといいと思います。
あと大切な疾患は脳血管障害ですね。これは出ます。
脳血管障害は日本人の死亡原因の三位だったのが四位に降格しました。死亡率が下がったからです。つまり、在宅療養者が増えたということです。
在院期間の短縮が課題であるいま、在宅療養者についての設問は多く出題されています。
それは精神科看護も同様です。

わたしの三年間を振り返って色々書きましたが、一年のときからすべて、やる必要のなかった勉強はなかった。全部繋がってた、と分かるのが国家試験勉強だな、とも思いました。

ただやはり看護においてすべて必要だとはいっても、国試に受かるために効率良く勉強することは学生にとって最重要でもあります。
模試と過去問から何が問われるのかを知り、自分は何が得意で何が嫌いかを早期に知る、これを出来るだけ早い段階で分析することをおすすめします。
いま三年生のひとは、まずここからしてみてください。