本日は、父親だけで子供を二人連れて、幕張メッセまで「プラレール博」を見に行ってきました。
さすがにすごい人。
10時過ぎのオープン直後に着いても、まず入場するだけで30分かかりました。

そして、お目当てはアトラクションゾーン。
子供たちは「あれもこれもやりたい!」と張り切っていたのですが、軒並み1時間待ちの状態に即降参。
ジオラマなど見るコーナーだけで、1時間ほどで退場しました。

その後、昼ごはんは子供たちの希望するマクドナルドへ。
もちろん「ハッピーセット」を注文。
上の子がもらった時計は、最初から電池切れで交換してもらいました。
2か月前くらいのおもちゃも電池切れだったので、マクドナルドのおもちゃを家に帰ってから開けてみるのは危険です。その場で確認しないと。

うちの子供は二人とも女の子なので、かわいい時計に大満足。
しかし、12時半頃、「男の子用の仮面ライダーフォーゼは売り切れました」の店員さんの声。
幕張メッセで、プラレール博という男の子がたくさん集まるイベントをやっているのだから、近隣店舗から在庫を確保しておくべきであり、あまりに準備不足であろうと強く感じました。
本日、嫁さんの本厄と、引越のときにお世話になった御札を返納してきました。
つくづく、日本人は自分も含め、不思議だなと思います。

・キリスト教徒でもないのに、キリスト教系の幼稚園に通い、
・正月になれば、1年を占うために神社でおみくじを引き、
・結婚するときには外国人の牧師さんを前に神に誓いを立て、
・葬式の時にはお寺でお坊さんにお経を読んでもらう。

大半の日本人は、本人または知人が以上のような行動様式をしていると思います。
そして、それに対して違和感を覚えることはほとんどないと思います。
「神様仏様」という言葉があること自体に、それが象徴されていると思います。

ただ、そのような多種多様な文化を受け入れ、独自に発展させていく日本人の懐の深さは、一つの特長であると思います。
今週は、ロンドンオリンピックのマラソン代表選手が発表になりました。
話題になっていたのは、「埼玉県庁」と文字の入ったユニフォームで走る、川内優輝選手。
ご存じのとおり、結果としては落選、補欠にも選ばれませんでした。

川内選手は、選考会の一つである、2011年福岡国際マラソンに出場し、第3位に入りました。
選考レースにおける「日本人トップ」の成績であり、この時点では選ばれる可能性もありました。
しかし、これも選考会の東京マラソンに再出場し14位となり、これが影響したのか、上記の通りとなりました。

世の中には、「積極的な挑戦が裏目に出た。出なければよかったのに。」という形で報道されることもあります。
しかし、これはあくまで結果論です。
好タイムを出した選手が東京マラソンから2人選出される、という結論だってありえるのです。

そんな中、ご本人は、
「公正な選考が行われた。実力が足りなかった。もっと頑張らなければいけない。」
と潔く敗北を認めた姿は、立派だと思います。
給水に失敗し、結果を残せなかったのも、これもまた事実です。

本人としては、「やらずに後悔するくらいなら、やって後悔したい」という考えなんだろうと思います。
事実、女子マラソンでは、横浜で2位に入った尾崎選手が、名古屋に再挑戦、そして2位に入り、代表に選ばれました。
その事実よりも、川内選手の場合、暗い面ばかりが強調されているように思います。