※ジョジョ×ポケモンのクロスオーバー。
※フーゴとナランチャがヤマもオチも意味もなく、ポケモン(おそらく第7世代)で遊ぶだけ。
※展開をスムーズに進めたいがために、細かいダメージ計算をしていないので、あしからず。

ナランチャ「ポケモンって…ゲームだろ?そんなんで、勉強になんのかよ?」
 
フーゴ「えぇ。ポケモンバトルにおける読み合いは、思考力を鍛えるのに役立つと思うんですよね。
 という訳で、ナランチャ。早速、DSを出して下さい。僕と勝負しましょう」
 
ナランチャ「(よく分かんねーけど、算数とかより楽しそうだから良いか)
 おう、受けて立つぜ!」
 
#####以下、ナランチャ視点#####
 
フーゴ「ルールは、ポケモンのレベルを50に統一した3対3のシングルバトル。
 伝説のポケモンを使うのは禁止。複数のポケモンに同じ道具を持たせるのも禁止。いいですね?」
 
ナランチャ「ほいよォ」
 
ポケモントレーナーのフーゴがしょうぶをしかけてきた!
フーゴはドクロッグをくりだした!
ゆけっ!シンボラー!
 
ナランチャ(フーゴなら、どくタイプを繰り出すと思ってたぜ…)
 
シンボラーのサイコショック!
こうかはばつぐんだ!
 
フーゴ「ぐあぁぁぁっ!
 …なあ~んてね♡」
 
あいてのドクロッグはきあいのタスキでもちこたえた!
 
ナランチャ「何っ!?」

フーゴ「単細胞な君が高速アタッカーで突っ込んで来ることくらい、想定済みですよ」
 
あいてのドクロッグはつるぎのまいをつかった!
あいてのドクロッグのこうげきがぐーんとあがった!
 
フーゴ(能力を上げれば、たとえタイプ不一致のこの技でも倒せるはず!)
 
あいてのドクロッグのふいうち!
こうかはばつぐんだ!
シンボラーへのダメージをナモのみがよわめた!
 
フーゴ(!?)

ナランチャ「あっぶね~。ギリギリ耐えたぜ…」

フーゴ「チッ、技の威力を半減させる木の実を持たせてたんですね。でも…」
 
シンボラーはどくをあびた!
 
ナランチャ「えぇっ、何で!?」

フーゴ「僕のドクロッグの特性『どくしゅ』は、直接攻撃した相手に30%の確率で毒を浴びせられるのです!」ドヤァ

ナランチャ「隠れ特性かよ!ずっりぃ~!」
 
シンボラーのエアスラッシュ!
こうかはばつぐんだ!
あいてのドクロッグはたおれた!
シンボラーはどくのダメージをうけた!
シンボラーはたおれた!
 
ナランチャ「これで相討ちか…。こんなんだったら、〝とくせいカプセル〟使っとくべきだったぜ」
 
フーゴ「『ミラクルスキン』を『マジックガード』に変えれば、どくのダメージは無効化されますもんね。
 さぁ、次はこのポケモンです!」
 
フーゴはツボツボをくりだした!
 
ナランチャ「そういや、前から思ってたんだけどよ、ツボツボの甲羅ってお前の服に似てるよなぁ」

フーゴ「ポケモンバトルの最中なのに、リアルファイトしたいんですか?」

ナランチャ「ナンデモナイデス」
 
ゆけっ!ギルガルド!
 
フーゴ「意外ですね、君が足の遅いポケモンを持ってるなんて」

ナランチャ「だって、俺の名字が入ってるもん!そりゃ、育てるしかないだろ~」

フーゴ(あぁ、『ギルガ』ルドってことか…)
 
ギルガルドのキングシールド!
ギルガルドはまもりのたいせいにはいった!
 
ナランチャ(俺だって、攻めることしかできない訳じゃあないんだぜ!)
 
ツボツボのアンコール!
ギルガルドはアンコールをうけた!
 
ナランチャ「あれっ?『キングシールド』って、変化技も防げるんじゃなかったっけ?」

フーゴ「ド低能が…。それは、『まもる』や『みきり』だけの話ですよ。
 この技で防御できるのは、直接攻撃のみです」

ナランチャ「何だよ~、〝こうげき〟を2段階下げてやろうと思ってたのに!」

フーゴ「そもそも、ツボツボは攻撃力が低いので、『キングシールド』が決まったとしても大した痛手にはならないかと…」

ナランチャ「るっせー!」
 
ギルガルドもどれ!
ゆけっ!ニューラ!
 
フーゴ「…マニューラじゃあないんですか?」

ナランチャ「良いんだよ!進化する前の方が可愛いんだから!」
 
ツボツボのがんせきふうじ!
こうかはばつぐんだ!
ニューラのすばやさがさがった!
 
フーゴ「このニューラ、持ち物は『しんかのきせき』ですかね?」

ナランチャ「さ、さぁ?何のことやら…」

フーゴ「とぼけても無駄ですよ」
 
フーゴはツボツボをひっこめた!
フーゴはオンバーンをくりだした!
あいてのオンバーンはニューラのしんかのきせきをおみとおしだ!
 
フーゴ「ほらね」

ナランチャ「確かに持ち物はバレちまったけど…いいのか?ニューラの氷技は、オンバーンには効果抜群だぜ!」
 
ニューラのこおりのつぶて!
こうかはばつぐんだ!
 
フーゴ「(何か、さっきから4倍弱点突かれてばっかりだな、僕…)
 もう怒りましたよ…!」
 
オンバーンはZパワーをからだにまとった!
オンバーンがときはなつぜんりょくのZワザ!
 
ナランチャ「こっ、この構えは!」

フーゴ「そう、『きあいだま』からの、『ぜんりょくむそうげきれつけん』(威力190)です!」
 
こうかはばつぐんだ!
ニューラはたおれた!
 
ナランチャ「よくも…よくもやってくれたな!」
 
ゆけっ!ギルガルド!
 
フーゴ(ナランチャの手持ちは、残り1体。こちらのオンバーンの技に、ギルガルドへの有効打はないから…)
 
オンバーンはちょうはつした!
ギルガルドはちょうはつにのってしまった!
 
フーゴ(よし。これで、後続のツボツボへのサポートが…)

ナランチャ「お前…『覚悟して来てるトレーナー』…だよな。人にZワザを撃つってことは、逆にZワザを撃たれるかもしれないという危険を常に『覚悟して来ているトレーナー』って訳だよな…」

フーゴ(マズイ!)
 
ギルガルドはZパワーをからだにまとった!
ギルガルドがときはなつぜんりょくのZワザ!
ブレードフォルムチェンジ!
 
ナランチャ「くらいやがれ!『もろはのずつき』からの、『ワールズエンドフォール』(威力200)を!」
 
こうかはばつぐんだ!
オンバーンはたおれた!
 
ナランチャ「どうだ!特性『バトルスイッチ』で攻撃力も上がって、大ダメージだぜ!」

フーゴ「ま、まさか、Zワザを返されるとは…!」
 
フーゴはツボツボをくりだした!
ギルガルドのアイアンヘッド!
こうかはばつぐんだ!
ツボツボはひるんでわざがだせない!
 
フーゴ(いくらギルガルドが鈍足とはいえ、さすがにツボツボよりは速いか…)
 
ギルガルドのもろはのずつき!
こうかはばつぐんだ!
ギルガルドははんどうによるダメージをうけた!
ツボツボのがんせきふうじ!
こうかはいまひとつのようだ…
ギルガルドのすばやさがさがった!
ギルガルドはちょうはつのこうかがとけた!
 
ナランチャ「上を取れる…と!思うのか…。これしきの…これしきの技でよォォォオオオオ!」
 
ギルガルドのかげうち!
ツボツボはたおれた!
フーゴとのしょうぶにかった!
 
ナランチャ「ぃやったー!
 見たかよ、フーゴ!俺だって、やる時はやる…」

フーゴ「ふざけてんじゃあないぞッ!」

ナランチャ「え」

フーゴ「このトーシロが、オレをナメてんのかッ!
 勉強って体でやっておきながら、何で生徒役が先生役に勝つんだ…この、まぬけポケモンがーッ!」

ナランチャ「何だと…〝まぬけポケモン〟って言ったな…。人を見下す言い方は良くない!
 瀕死にしてやるぜ~、フーゴ!」
 
                                                         To Be Continued…?