キウイが逝きました。
3日前の深夜に急にほぼ全身が麻痺。
最初は落ちて骨折でもしたのかと思いました。
夜間診療をしてくれる病院を探しましたが、
午前2時にもなると受け付けてくれないので、
キウイには申し訳ないけど、朝まで待って病院へ。
そのまま入院。
おれは仕事してたんだけど、手が付かない。
母からの電話。
心肥大と血栓による麻痺で、こうなるともう助からない。
という結果。
もう痛いだけだから麻酔して、血栓を溶かす処置をしますが、
2,3日しても良くならない場合は楽にさせてあげた方がいいと。
なんで?
なんでキウイなん。
いや、キウイをそうさせたのは、おれのせい。
きちんと食事を管理しなかったから。
太り気味なのは指摘されてたんだし。
それでも、まさかキウイがって思ってたし。
他の猫たちはまったく元気だし。
てかキウイ、元気だし。
だから気にはしてても現実的じゃなかった。
元気になって戻ってくる。
そう願い続け、
昨日の夕方、母を大学病院へ連れて行った帰りに迎えに行きました。
「きゅーちゃん、昼まで頑張ってたんですよ」
という先生の言葉で、
もう、キウイはいないんだってわかった。
もう少し早く迎えに行っていれば、
最後に一目だけでも会いたかった。
それなのに、一人で逝かせてしまった。
寂しかっただろうに。
お腹もすいてただろうに。
痛かっただろうに。
そう思うと、
ホントに申し訳ない。
まだ7年。
猫にとって、7年が長いのか短いのか分からんけど、
短すぎる。
もっと遊んであげたかった。
入院する前の深夜、急に麻痺になって、唯一動く右手だけで床を掴み、
みんなのところへ来たらしく、
泣き続けたキウイ。
なにもしてあげられなくて。
もっと一緒にいたかったんだよね。
離れたくなかったんだよね。
でも、それがキウイとの最後に。
病院から遺体を引き取る時、
箱に入ったキウイは相変わらず重たかったです。
寝てるだけなんじゃないかなって。
帰って、ごはん、食べようね。って。
でも、これからはきちんと管理するからね。
一緒にダイエットしようって。
でも、箱開けたら、キウイ、冷たくて固くて。
起きてくれなくて。
ホントに死んだんだな。
死なせてしまったんだな。
猫のクセに甘えたで、
男の子なのに、女の子みたいな高い声で、
猫のクセにジャンプが下手くそで。
いつもお腹丸出しにして寝てて。
全力で甘えてくるので、容赦なくワシャワシャしてモフモフして。
最後にチューってしてくる。
「なんでちゅーやねん」
って言うのがいつもだった。
もう、それはない。
仕事中や家の中でも、誰かがいる時は普段と変わらないようにしてても、
一人になると、ずっと泣いてますわ。
もう泣かんって決めてもダメだわ。
数十年ぶりに泣いたわ。
ハナは20年生きて、生き抜いて、大したもんだと
笑って見送ってあげられたけど、
キウイは違う。
まだ生きれたはずなのに。
ダメな飼い主のところに生まれたおかげで
こんなことになってしもうた。
