にいるサンタがやってきた。 | 自分を見つけるのに45年かけたおっちゃん

にいるサンタがやってきた。

こんにちわ。
 
今年の母へのプレゼント、なににしようかと考えておりまして。
 
まぁ、最大のプレゼントは我が家(購入だぜ!)なんですが、
 
それは母のためというより、自分のためという意味合いが強いのでパス。
 
今年はひときわ「薔薇の雑貨」を欲しがってました。
 
去年の今ごろは、後半年後(今年の7月のことです)に迫る契約更新で
 
家を追い出されるかもしれないというギリギリのところで、
 
クリスマスというイベントを楽しめる心境になかったです。
 
ついでですが、さらにその前の年はもっと過酷な状況にありました。絶対に許さん。
 
それはそれとして。
 
ふと、思い立って、薔薇の柄のティーポットがないかと探してみたら、
 
あった。
 
即注文。
 
昨日、届きました。
 

ネット上では純白に見えたし、今現在、この画像もそう見えるんですけど、
 
実際は乳白というか、アンティークっぽく見せてるカラーというか。
 
ホントはクリスマスまで開けずに隠しておこうと思ってたんですが、
 
喜ぶ母の顔が見たくて、
 
おれ「はい、これ」←渡し方が雑
 
母「何?これ」
 
おれ「いいから開けて」
 
これを取り出した時の母の顔は本当に嬉しそうでした。
昨日はずっとこのポットを眺めていたそうです。
 
正直、自分は母を幸せにしているのか、疑問です。
 
やれることはやる。
 
そう思って、少しでも環境を良くしてきたつもりですが、
 
母になにかしらの負担をかけているのも事実。
 
ちょっと前にこんなことがありました。
 
母に何かを渡した(すまん、忘れた)時に
 
「不肖の息子からですよ」
 
と言ったですが、
 
母は
 
「なんでそんなこと言うの?○○(おれ)君は不肖じゃないのに」
 
と泣き出してしまいました。
 
平静を装っていましたが実は焦って、おれは
 
「あのね。日本人には謙遜という表現を持ってるのよ。その奥ゆかしさが美徳なの。でも本気で自分のことを不肖だなんて思ってるわけ無いでしょ」
 
と言いました。
 
まぁ、母を笑わせるために言ったことですが、
 
おれは本当に不肖の息子です。
 
いったいいつまで母を苦労させればいいのやら。
 
以前は目に見える形にすらならなかったことが、
 
今は目に見える形でよくなっていってます。
 
けど、すべてを手に入れる前に、母がいなくなってしまっては意味がありません。
 
気合いれて急がないといけませんね。