のんたんが帰ってきた!! | 自分を見つけるのに45年かけたおっちゃん

のんたんが帰ってきた!!

こんにちわ。
 
日課となった、家出猫ののんたんに毎日ごはんをあげに裏庭に出てますが、
 
最近は野良猫みーたん(勝手に命名)がのんたんのごはんを食べてしまうので、
 
のんたん、近づけないのかなぁ・・・・。
 
と心配してたんですが、
 
みーたんは容赦なくお皿をカラにしてしまうんですが、
 
のんたんは
 
「声だけ聞かせればいつでもご飯くれるから、余裕やで」
 
みたいに残して黙って去っていくの。
 
まぁ、生きてるとわかってるだけでも安心なんですが、
 
そろそろ寒くなってくるし、
 
なるべくなら帰ってきてもらいたい。
 
そして、昨日。
 
いつものように仕事から帰って、のんたんのご飯。
 
「のんた~ん」
 
一応、声をかける。
 
すると割りと近くで
 
「んにゃ~ん」
 
と返事。
 
お隣のお隣の敷地の物置小屋からです。(物置というか廃屋なので猫なら出入り自由です)
 
外壁もボロボロで中を窺うこともできます。
 
覗き込んでみると、そこには香箱座りののんたんが。
 
「のんたん?」
 
「にゃ~」
 
「のんたん?」
 
「にゃ~」
 
を数回繰り返し、逃げないと確認して(いつもなら声かけただけで逃げる)
 
そ~と家に戻り、通常のカリカリごはんではなく、大好物の鰹節を、
 
のんたんの目の前で開封。
 
匂いがのんたんにどとくまで振り続け、
 
2,3分待って、やっとのんたんが鼻をピクピク。
 
そろ~っとちかづいてきました。
 
焦るな。
 
焦らず、もっと引きつけろ。一撃で仕留める!←なにを?
 
鰹節のふくろに顔を突っ込んで、食べようとします。
 
行けるかな?と空いた手を動かした瞬間に
 
逃げようとしたので、その手を引っ込めました。
 
まだ確実に仕留めるには距離があるから。
 
もう少し、もう少しひきつけて一気に息の根を止める!←だから何を?
 
そして完全にかつおぶしにのめり込んだところを
 
一気に首根っこを掴み、
 
「のんたん、確保!!」
 
ここからが地味におれの身体能力の高いところで、
 
のんたんがいたのはAさんの敷地の廃屋。
 
おれがいたのはAさんの敷地に隣接するBさんの敷地。
 
不法侵入だけどどんまい!
 
※ ご近所さんにはお話して許可取ってます。
 
おれんちとBさんちは塀で隔てられてて、その高さ1.5m。
 
いくらなんでも猫を片手で持つわけもなく、きちんと両手で抱えてたのに、
 
どうやってかその塀を乗り越えたおれ。
 
いやもう、記憶にないのです。
 
とにかく、のんたんを早く家に入れたくて。
 
ほぼ一ヶ月ぶりに帰っていた我が家ですが、
 
のんたんは緊張してて、
 
我が子たちにも威嚇するありさま。
 
それでも少しずつリラックスしてきて、
 
一晩開けた今日、朝からおれに擦り寄って、
 
「ほら、ぼさっとしとらんと、さすらんかい」
 
みたいな態度。
 
では、その後に撮った姿を御覧ください。↓
 

 
「やめんかい」
 
と言ってるようです。
 
こっちはさすりまくれよモードののんたん。↓
 
痩せてちょっと小さくなってますが、
 
もともとそんなに大きくない子なので、
 
家出前とくらべてそんなに変わりはないかと。
 
とにかく、帰ってきてくれてホントによかった。
 
余談ですが、
 
のんたんの家出中に知り合った、
 
野良猫みーたんですが、
 
うちでお世話しようかと思ったのですが、
 
母曰く「ん。いい(ダメ)」
 
ってことでした。
 
でも野良さんなのにお行儀がよく、
 
朝晩はのんたんのごはんのお皿の前で座って待っておられます。
 
当分はこの距離感でお付き合いしようかと。
 
キウイやりんごと同じキジトラですが、
 
さすが野良さん、体がシュッとしてらっしゃる。
 
励ましのお言葉をいたきました方々には、本当に感謝いたします。
 
もしかしたら、あの子は帰ってこないのかもしれない。
 
でも、それであの子が幸せなら、外飼いでもいいかな。
 
と思いかけていたところでした。
 
本当にありがとうございました。