のんたんが帰ってきた!!
こんにちわ。
日課となった、家出猫ののんたんに毎日ごはんをあげに裏庭に出てますが、
最近は野良猫みーたん(勝手に命名)がのんたんのごはんを食べてしまうので、
のんたん、近づけないのかなぁ・・・・。
と心配してたんですが、
みーたんは容赦なくお皿をカラにしてしまうんですが、
のんたんは
「声だけ聞かせればいつでもご飯くれるから、余裕やで」
みたいに残して黙って去っていくの。
まぁ、生きてるとわかってるだけでも安心なんですが、
そろそろ寒くなってくるし、
なるべくなら帰ってきてもらいたい。
そして、昨日。
いつものように仕事から帰って、のんたんのご飯。
「のんた~ん」
一応、声をかける。
すると割りと近くで
「んにゃ~ん」
と返事。
お隣のお隣の敷地の物置小屋からです。(物置というか廃屋なので猫なら出入り自由です)
外壁もボロボロで中を窺うこともできます。
覗き込んでみると、そこには香箱座りののんたんが。
「のんたん?」
「にゃ~」
「のんたん?」
「にゃ~」
を数回繰り返し、逃げないと確認して(いつもなら声かけただけで逃げる)
そ~と家に戻り、通常のカリカリごはんではなく、大好物の鰹節を、
のんたんの目の前で開封。
匂いがのんたんにどとくまで振り続け、
2,3分待って、やっとのんたんが鼻をピクピク。
そろ~っとちかづいてきました。
焦るな。
焦らず、もっと引きつけろ。一撃で仕留める!←なにを?
鰹節のふくろに顔を突っ込んで、食べようとします。
行けるかな?と空いた手を動かした瞬間に
逃げようとしたので、その手を引っ込めました。
まだ確実に仕留めるには距離があるから。
もう少し、もう少しひきつけて一気に息の根を止める!←だから何を?
そして完全にかつおぶしにのめり込んだところを
一気に首根っこを掴み、
「のんたん、確保!!」
ここからが地味におれの身体能力の高いところで、
のんたんがいたのはAさんの敷地の廃屋。
おれがいたのはAさんの敷地に隣接するBさんの敷地。
不法侵入だけどどんまい!
※ ご近所さんにはお話して許可取ってます。
おれんちとBさんちは塀で隔てられてて、その高さ1.5m。
いくらなんでも猫を片手で持つわけもなく、きちんと両手で抱えてたのに、
どうやってかその塀を乗り越えたおれ。
いやもう、記憶にないのです。
とにかく、のんたんを早く家に入れたくて。
ほぼ一ヶ月ぶりに帰っていた我が家ですが、
のんたんは緊張してて、
我が子たちにも威嚇するありさま。
それでも少しずつリラックスしてきて、
一晩開けた今日、朝からおれに擦り寄って、
「ほら、ぼさっとしとらんと、さすらんかい」
みたいな態度。
では、その後に撮った姿を御覧ください。↓
「やめんかい」
と言ってるようです。
こっちはさすりまくれよモードののんたん。↓
痩せてちょっと小さくなってますが、
もともとそんなに大きくない子なので、
家出前とくらべてそんなに変わりはないかと。
とにかく、帰ってきてくれてホントによかった。
余談ですが、
のんたんの家出中に知り合った、
野良猫みーたんですが、
うちでお世話しようかと思ったのですが、
母曰く「ん。いい(ダメ)」
ってことでした。
でも野良さんなのにお行儀がよく、
朝晩はのんたんのごはんのお皿の前で座って待っておられます。
当分はこの距離感でお付き合いしようかと。
キウイやりんごと同じキジトラですが、
さすが野良さん、体がシュッとしてらっしゃる。
励ましのお言葉をいたきました方々には、本当に感謝いたします。
もしかしたら、あの子は帰ってこないのかもしれない。
でも、それであの子が幸せなら、外飼いでもいいかな。
と思いかけていたところでした。
本当にありがとうございました。
