はやりガオレンジャーはイチオシなのです。 | 自分を見つけるのに45年かけたおっちゃん

はやりガオレンジャーはイチオシなのです。

心に残る戦隊ヒーローは?



と聞かれたら。



・・・まあ、おれの残りの生涯でそんな質問をする人なんていないと思いますが、



そんな人がいたとして!



おれはこう答えます。



「ガオレンジャー!サイコー!!ヽ(゜▽、゜)ノガオガオ」



過去の記事でもおれの中で一番の戦隊ヒーローはガオレンジャーと言ったことがあります。



今もガオを超える作品はないと思ってます。(あくまでおれの主観です)





知らない方のために補足情報ですが、ガオレッドは金子昇さん。



ガオシルバーは玉山鉄二さん。



そのほかの方は、まあ、舞台とかでご活躍のはず。



さて、このガオレンジャー、



おれはどこに惚れたかというと、



作品もさることながら、



主題歌。



少年の熱き魂を揺さぶる、あの激しい雄叫びにも似た声。



当時のにいる少年(すでに20代半ばだったはず)は、



一度は卒業したヒーロー戦隊への思いを



思い出したのであります。



おれの中で一押しの割に、全ストーリーを観ておらず、



気づいたころには終盤でした。



最終回くらいになって気づいたんですが、



5人のヒーローたちは、



お互いの名前すら知らなかったようです。



「お互い、もう色で呼び合うのもやめにしようぜ」



そんな感じのことをブラックが言ったはず。



そして、自己紹介を兼ねて、初めて自分の本名で名乗りを上げて、一撃ずつ、敵へと攻撃・・・してははず。



いろいろぶっ飛んだ設定があったんですが、



最たるものは、前回(ガオレンジャーはなんとかの巫女というサポートメンバーがいて、もともとはこいつが弱いから、現代の若者が犠牲にヒーローになってると解釈)の戦いで巻き込まれたガオシルバー。



この人は結局、巫女が守るなんとかアニマル(なぜ英語?)の神とともに眠りについてたんだけどね、



目覚めた時は数百年が過ぎ、



戦いが終わったら、



巫女から



「あなたは地球に残りなさい」



と言われる始末。



※ 巫女は月に帰っちゃった(この原案は竹取物語か?)



いやちょっと待て。



数百年を眠り続けていたとはいえ、



いきなり現代に残されてもさ。



戸籍もないし、これからどう生きていけってのよ。



なんて、寂しい大人の感性で、ガオシルバーを見てしまい涙するのですよ。



んで、おれはヒーローよりも悪役の方が好きな困ったちゃんで、



この子、↓↓↓




こちらは悪い方の巫女(?)のような人でツエツエと言いますが、



最後は狂気の中で笑いながら消えていくとゆー、



子供向け番組にあるまじき壮絶な死に方をされております。



そういう生き方、きらいじゃないよ。



このガオの特徴としまして、



「悪」が完全なる「悪」ではない、ということでしょうか。



同じ時期に放送されていた仮面ライダーアギトもそうでした。



アギトに至っては、もうね、子供はすっかり置き去りで、



ストーリーをきちんと理解できていたのは、イケメン目当ての奥様と



返ってきた元子供のお父さんくらい。



なんせ、敵は「神」



この風潮は前作の「クウガ」からジワリと始まっておりまして。



悪とは人間の主観であり、傍観すれば、それは「悪」ではなく、



人の業の末の終末であるにすぎない。



という考え方ですな。



おごり高ぶる人類に自然界の長である神が、気まぐれの優しさで滅亡という未来を指し示すのです。



神さまバンサイ。



ガオにも似たようなものがありましてな。



そういうのがおれの感性に響いたのかもしれません。



ところで、最近、auのなんとかパスでヒーロー&ライダーの主題歌特集みたいなのをやってましてな。



つい、ガオを探してしまい、



つい買ってしまったでありますよ。



いつ聞いても、あの主題歌には感動するものがあります。



いつか機会があったら、全ストーリーを観てみたいです。


ミニプラも探してみたんですが、



当時、ミニプラ、あったんですね~。



3つで5万円とか、通貨は円なのか?と思ってしまうくらいに高騰してるので、



見なかったことにします。



お手頃価格なら、買ってたかもしれませんが。