大和ミュージアムに行ってきたのです。
3月15日に、
東広島呉道路というのが開通いたしまして、
これで東広島と呉が最短距離で結ばれたとゆーことで。
さっそく使ってみた。
ただし、
東広島に行くまでに30キロを移動。
・・・バカじゃない?
みたいな。
そして、
開通して初の週末ともなれば
渋滞は避けられず。
高速に乗れば30分ほどで着く予定なんだけど、
今日は1時間かかった。
んで、向かったのは
大和ミュージアム。
数年前にすっごく盛り上がってました。
当時は映画のセットも残されていましたが、
今はもうないの。
でもね、子供の心を残したまま大人へとなってしまった人たちが
つい吸い寄せられるものがあったりする。↓↓↓
・・・やりたかった。
古代進になりたかった。
最近放送された実写版 宇宙戦艦ヤマトを思いだしてしまい、
キムタクが古代進という名のキムタクをやってた。
ま、それはいいとして。
これを無人機にすれば、かなりの高速艦になる。
と思えるようなスケール。
ニッポンは再び地球を支配するのだ。
というありもしない妄想を掻き立てられる。
(にいるはセンソー反対です)
艦首です。↓↓↓
先日海底で発見された「武蔵」って、
大和と同型艦だったんですね。
海軍についてはなにもしらなかったです。
大和級(って言うの?)って1隻しかないと思ってた。
それくらいに国力を費やした最終兵器だと思ってた。
それを2隻作ってたなんて。
戦争末期の日本って、
以外と余裕があったのね。
自分のスマホをおうちに忘れたにいるです。
母のガラケーで撮っております。
知ってました?
大和は設計段階で大型化よりも
小型化を狙ってたって。
大鑑巨砲の権化と思ってましたが、
当時の海軍でも大型化することの弊害を知ってたようです。
それでも世界最大級ですが。
しかも最新の兵器をきちんと機能させるために
エンジンは新型ではなく、従来の、出力は低いけど安定した機能を持つものを使ってるそうで、
とにかく最新技術をありったけつっこめ。
みたいな無謀な計画ではなかったようです。
この大和の造船技術は
のちの「造船大国」となる日本の礎になるんだって。
飛行艇を打ち出すカタパルト。
艦体が大きすぎて、カタパルトが小さく見えます。
大和が完成した時期になると
戦争の主力は戦艦から飛行機へと移り、
大和が前線に出ても、
勝ち目はない。
恐らく、当時の海軍の方々も
気づいてたんではないでしょうか。
それでも、「神国日本」を信じてたんでしょうね。
いや、すがりたかった、のかな?
大和1隻作るより、
主砲1門だけを装備した高速艇を何隻も作れば、
戦況は変わっていたのかもしれません。
(前線までの移動に耐えられないですが)
大和が沈没したのは九州の南側。
そこまで前線が後退しているのであれば、
航続距離なんてあまり考えなくてもよかったと思うです。
ミュージアムの3Fから見ると、
200M上空から見た大和と同じスケール感になるそうです。
あまりに巨体すぎて、フレームに入りません。(笑)
ゼロ戦(だと思う)や人間魚雷の回天も展示されてました。
それらに乗って、実際に若者が国のために命を捨てたのかと思うと、
言っちゃあなんだけど、
国のためなんかに死ぬなよ。
当時の若者たちに接することができるなら
そう言ってあげたい。
国はいくらでも再建できる。
でも、「あなた」は一人しかいない。
それでも、若者たちは尊い戦死を選ぶんでしょうね。
それが戦争なんでしょうね。
ミュージアムの隣には
実物の潜水艦が展示された
「海上自衛隊資料館」もありましたが、
他に予定もあったので
今回はお見送りです。
この潜水艦もめちゃでかかったです。
戦争をしない日本ですが、
それでも争いに巻き込まれない力は必要で、
それを日夜守ってくださる方々がいるって
今になって身近に感じることができました。
戦争はしてはいけないんです。
誰がいい、誰が悪いではなく、
ただただ、人が死んでいくだけです。
残された者は消えない喪失感と
相手への恨みだけを抱いて
生きていくんです。
戦後70年。
70年前のことを今も恨み続ける方々もおられます。
忘れないことは大事です。
でも、恨み続けては何も生み出さないです。
願わくば、
人類が話合いをすることで分かり合える未来を得らんことを。
なんて、
かっこいいこと言ってみた。
ついでですが、
帰りによったスーパーで、
「病気や災害で進学のチャンスが得られない子供たちへ、進学のチャンスを」
と声を大にする団体へ、
ほんのわずかですが、募金。
おれの力ではほぼ無力です。
でもね、
こういった活動って
日本のお金持ちの方々は
参加してるんでしょうか。
あ、知らないだけなので参加されてたらすみません。
今の世の中、
お金を持ってる人たちに
更にお金が集まるしくみになってます。
逆に、苦しい生活をしてる人たちは
なみなみならない努力をしてます。
努力するのはいいんですが、
才能や能力、アイデアはあるのに
資金や環境が整わないだけで
それが実現しない子供たちや
大人もいます。
(・・・おれも、と言いたい。へへ)
ま、おれは自力でなんとかする!と思ってますが、
特に子供たちには、
支援を惜しまないで欲しいんです。
日本中のセレブたちが
本気を出してチャンスに恵まれない子供たちを支援すれば
その子たちの何人かは
メジャーリーガーになったり、プロのサッカー選手になって世界から注目されたり、
オリンピックで活躍したり、
もちろん、スポーツだけではないです。
あらゆる場面で才能を開花させ、
その子たちが、
また次世代の子供たちを支援する。
そんな形ができると思うんです。
おれも、いつか、そうやって支援したい。
そのためにはまず、自分がお金持ちにならんといかんです。
一代で成り上がった(言葉の使い方が悪いですが)方は、
他人の力を頼る前に、
自分でなんとかしてみろよ。
と思うかもしれません。
確かにそうです。
でもね、
親の経済力がないために、
本来なら必要であった用具も買えないのは
子供の能力ではどうにもならんことです。
子供自身が本気になって将来を考えるのは大前提ですが、
その「どうにもならない状況」を、お金持ちの方々の支援で
どうにかしてほしいんです。
ある親はこう言います。
「うちにはそんな余裕はないから、そんな金のかかるスポーツなんかするな」
そして、もしかしたら後世に名を残すかもしれない選手が
歴史から消えるんです。
メジャーリーガーともなれば、
年間に稼ぎ出すお金はいくらんでしょうね。
そうなったとき、その人がまた、子供たちを支援すれば・・・。
と思うんですが、
これはおれのひがみも入ってるのは自覚してます。
おれ自身が、親からそう言われた。
自分に才能があったかどうかは分からないし、
今思えば、あれが努力だったのか?とも思えるような選手だったし。
でも確実に言えることは、
「もし、家庭が安定していれば、練習にもっと集中できたのかもしれない」
ということ。
食費を節約するためにお昼ご飯を抜いたり、
練習用具だってある程度の金額のものを用意しないといけないのに、
安いものを買って、
結果、思うように練習できない。
生活が苦しいのは分かってる。
学校に行くだけでも大変なのに、
スポーツは金がかかりすぎる。
何度辞めようと思ったことか。
もし、きちんとした食事ができて、用具も満足できるものが手に入り、
家庭内も安定していれば・・・。
なんてことを、今でも思ってしまいます。
と、そんな思いがフラッシュバックして
募金しました。
あ、最後の写真は呉の港に停泊してる
自衛隊の艦艇(だと思う)。
自衛隊のみなさん、お疲れ様です。










