ビーズ講師らしいこと
アシ 「こんにちは、にいるの楽しく学べるビーズ講座のお時間です」
にいる 「ひっこめ~!!」
アシ 「ひ、ひどい!!(もっと言って)」
えーと、毎回暴走ぎみのアシは今回は引っ込んでもらいました。
彼女がいると、話が進まないので。
さて、
今回はちょっとマジメなお話です。
えー、わたくし、にいるはウラの稼業でビース作家ってのをやってます。
稼業なのに、儲かってませんが。
それはいいとして。
今回天然石を使ったブレスレットのオーダーを受けまして、
それでどーしても使ってみたいパーツがあったので、
ちょいと挑戦。
それがこれ。
Uカンとか、U型金具とか言われてるものです。
画像では分かりにくいですが、ナイロンコートワイヤーをU型になってる部分に通して、
かしめ玉で締めるという使い方です。
今時珍しくもない使い方です。私ははじめてですが。
今回はテグスではなく、ナイロンコートワイヤー(しなやかな金属のコードです)を使用しました。
天然石はボリュームもあり、当然重たくなるので、それに耐えるにはテグスよりもワイヤーかなということで。
ですが、
ワイヤーはたしかに強いのですが、問題はそれを留める処理。
ワイヤーを使った処理はボールチップとかしめ玉を使用するのが主流です。
でも、これだと、かしめ玉が取れてしまう可能性が。
軽い素材ならそれでもいいのですが、
今回はちょっと使えないテクです。
そこで、Uカンです。
これはいい。
でも、
さらに問題発生。
かしめ玉が露出してしまいます。
出ていても問題はないのですが、
おれは納得できません。
そこで考えたのがこれ。
かしめ玉の部分にウッドビーズをかぶせるというもの。
これでかしめ玉はかくれます。
でもね~。
ビーズに詳しい方ならすでに、お気づきかと思いますが、
これが通用するのは片方だけ。
もう一方では多分使えません。
分かっていながらも、やってみたかった。
そして完成。
水晶をメインにしてタイガーアイとグリーンアベンチュリン。
水晶は12mm。タイガーアイは10mm。グリーンアベンチュリンは8mm。ウッドビーズはサイズが表記されてませんでしたが、多分4mmです。
中央部の水晶と、両脇のタイガーアイだけは座金をつけてます。
画像、見えにくいかな~。
メンズです。
クラスプにも凝ってみました。
カニカンなんて使っても、ぶっきーな男子には使えないので。
使う人にストレスを与えるようでは、アクセサリーとしては失格です。
クラスプ拡大図でお分かりと思いますが、
片方のかしめ玉、やっぱりしめる時にずれてしまいました。
むむ~。Uカンの限界ですね。
てか、
Uカンそのものにしめる機能をつければいいんじゃなかろーか。
ナイスアイデア!!
しめる機能がなくても、強引に平プライヤーでつぶしてしまうとゆー手もありますね。
ちょっと試してみよ。




