巨匠・今村昌平渾身の作品
日本映画の源流を見た。
にあんちゃんとは二番目のお兄ちゃんのことなんです
昭和34年度日本映画ランキング第3位
長門裕之 松尾嘉代
こんにちは HDD録画が一杯で ドラマ見ようと思いましたが
午後から 休みで・・・ ドラマより これだよね・・と まだ見てない名作
「にあんちゃん」見ました・・・・ もう これ 号泣・・・。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
DVDは廃盤になってて ビデオ?も もう 店に??探すのも??無理
今村昌平BOXなら ある そんな ブロガー 馬面冠者 さん の記事読んで
絶対見たくなり・・・ 調べて 今回BS放送で 一番の 楽しみでした この作品
いや~ これ 本当に 参りました。 僕が今まで見た日本映画で生涯
ナンバーワンは「フラガール」と何度も ブログに書いてきましたが
この 映画は まさに「フラガール」の手本的な作品なんですね!!
10歳の末娘の願い・・・・それは 「兄弟が 揃って暮らすこと」
九州佐賀の炭鉱町・・・ 在日朝鮮人・・・そんな中 大黒柱の父が無くなった
長男は・・・失業し 働きに 姉も・・・働きに・・・
二人残った 兄・妹は・・・・ 同じ 炭鉱長屋に住ませてもらうが・・・
小学生の兄が 夏休み 住み込みの 重労働アルバイト・・・
学校の教科書が 買えない(お金払えない・・・) (>_<)
しかし どんな 困難も苦労も メゲナイ この姿勢 根性が素晴らしい
今 黙ってても ご飯を食べれる 当たり前の時代に
この映画見るのは・・・ 「ふるすぎる~」と 言われるが
これは マジに 日本国民必見の作品です
困難だからこそ 貧しいからこそ 辛いのが 苦しいのが当たり前だからこそ
そこから 学ぶ人生があったんですよ この映画の話は実話で
10歳の末娘の日記が 本になり 映画に・・・
今回 解説で触れてましたが・・・この映画から 50年ですが
この兄も妹も 大学を卒業して 今は幸福に暮らしてるとの事
誰もが 辛いのは嫌 苦しいのは嫌 ご飯はいっぱい 食べたい
遊びたい・・・ そんな時代に・・・ ふたりは 寝る場所もなく
畑の芋を食べ 池の水を飲んで それでも生きる
これは 生きる 映画の バイブルですね!!
監督はこの後に「楢山節考」「復讐するは我にあり」の巨匠今村昌平
ご承知のように 現在の日本映画大学(旧日本映画専門学校) 創設者
卒業生には 「踊るシリーズ」本広監督 三池崇史 佐々部清
「フラガール」「悪人」李監督もです。 今回見てね 炭鉱のデモ・リストラ
郷愁・ボタ山 李監督は この映画を手本としてたんですね。
特筆は 若い二人の女優・・・長門さんも 妻夫木聡ぶり!!
松尾嘉代は もう これ キュートな 堀来真希似
吉行和子は これ 深津絵里かと 思うほどの 若さ!!
いや~ 昔は みんな 美人 だったんだね~
あっ! 北林谷栄さんは 50年前でも やはり 婆さんでした(笑)
次週20日 Shall We ダンス?
100点 満点映画です