和菓子と米粉スイーツの教室「ことわ家」のTOMOKOです。日本ならではの食材を使いながらおいしくてほっこりするお菓子作りを心がけています。ブログを見に来てくださりありがとうございます!
さてそろそろ新茶のシーズンになってきました。新茶の予約なども開始されておりまして、去年は5月中旬に和束町へ行ったのですが・・・今年はお茶の師匠と社中のみなさんと一緒にお茶摘み体験へ行ってきました!
福寿園CHA遊学パークでお茶摘み体験・茶臼で挽き茶・お茶の葉の天ぷらもその場であげたものを抹茶塩でいただきました。館内の見学もしてお茶に触れられた良い1日でした。
お茶摘み体験
お茶摘み体験は、一芯三葉(または四葉)のところを収穫してくださいと教えていただいて、親指と人差し指でつまんで摘んでいきます。意外と難しくてですね、摘んでも摘んでも思ったよりも収穫できずお茶摘みの大変さが少し摘んだだけでも身に沁みました。新茶のシーズンでお茶農家さんも大変だと思います。私の友人のお子さんはアルバイトでお茶摘みをされていたと聞きました。今までもおいしくいただいていましたが、これからはより感謝しておいしくいただこうと思います。
碾茶から抹茶を作る挽き茶体験とお茶の天ぷら
抹茶の原料となる緑茶「碾茶」から茶臼で抹茶をひく、挽き茶体験もさせていただきました。私の職場でもデモンストレーションをするのですが、少しだけですし、使っているものが少し粗いので、今回体験させていただいたもののほうが挽くのに時間がかかり、少しの量を挽くのにも時間がかかりました。社中全員で挽きましたので、挽いた抹茶を集めて棗にいれて、午後から茶室で一服いただくことにしました。
お茶の天ぷらは初めて!少し苦味もあって、抹茶塩で食べるとおいしかったですね~お菓子のような感覚で今日は気温も少し高めだったので、冷茶をだしていただいたのですが、まろやかになるので家でも水出しでゆっくり抽出して楽しみたいと思います。
館内の見学(お茶の歴史を学べる展示)
CHA遊学パークでは、お茶の歴史や日本のお茶だけでなく世界のお茶の展示がされていたり、お茶全体について学ぶことができる展示がされています。今回は、みんなで主な説明をしていただいてざっと見て回ったのですがまたゆっくり伺いたいです。
茶室での抹茶体験
福寿園CHA遊学パークの茶道研究室というところにお茶室がいくつかあるのですが、大変珍しい担い棚が展示されています。中世から江戸末期に茶釜・茶器・水差しなどの茶道具一式を前後に振り分けて担ぎ歩き、客の求めに応じて茶をいれたという茶屋をいうそうです。それが棚になったもので、立礼棚にも少し似ていますが、またお作法も異なり、見ているだけでしたが、勉強になりました。
貴重な体験をさせていただいて、またお茶の新しい魅力を知ることができました。摘んだお茶の葉でちょっとお菓子でも作ってみようかしら?引き続きいろいろな体験を楽しんでいきたいと思います。