和菓子と米粉スイーツの教室「ことわ家」のTOMOKOです。日本ならではの食材を使いながらおいしくてほっこりするお菓子作りを心がけています。ブログを見に来てくださりありがとうございます!ウインク

 今日は久しぶりに和菓子の学びの日でした。製菓学校で仲良くなった3人で時間があえば、月に1度、現代の名工にも選ばれた和菓子職人の先生に季節の和菓子を習いにいっています。先生がつくられるのは「こなし」製のお菓子です。こなしとは、あんこに小麦粉や米粉を混ぜて蒸したのち、布巾などでこねて作る生地のことです。ねりきりの生地に比べると少し「もちっ」「むちっ」としているのが特徴です。

 京都の茶菓子としては、こなし製が好まれると言われています。関東ではあまり見かけないかもしれません。

 

 先月は所用があり伺えなかったので、久しぶりでした。先生は私がインストラクターをしていることもご存じなので、いろいろと気にかけてくださいます。京都ならではのお茶菓子の話や、コツなども教えてくださるので、毎回とても勉強になります。

 今回は鋏を使った細工にも挑戦しました。普段鋏は扱わないので、初挑戦でした。孔雀の羽の部分を鋏で細工していくのですが、やわらかいと難しいのです。鋏の作品では細工用に生地の柔らかさなどを工夫されるそうですが、柔らかい方が口あたりがよくて、やはり味はおいしいんですよ。

 

 

 とても難しかったのですが、難しいなりになるほど!こういうことか、というのがわかったので、また自分なりに練習を重ねたいと思います。

 

 来月5月は端午の節句や母の日用のお菓子が並ぶのかなぁ。楽しみです。

 先生のところでわらび粉ときな粉を購入したので、さっそくゴールデンウィーク中に餡わらび餅を作ってみたいと思います。