前代未聞の父の授業。僕にひとコマ任せろ! その2」 | 新高速印刷みんなのブログ

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お客様支援室のヒロタカブです。

だいぶ雪が融けてきましたけど・・・まだまだ雪


今日の1曲は、ラテンロックの雄、サンタナおじさんから

の“スモーク・オン・ザ・ウォーター” です。


あのディープ・パープルの永遠のロックアンセムですよ!

例のリフが左チャンネルから、そして右チャンネルからは

なんとツェッペリンの“死にかけて”のリフが、かぶさって

きますビックリマークおじさんには鳥肌もんですニコニコ


60過ぎのサンタナがこれやっちゃうんだから反則だよ~

2010年のアルバム「ギターヘヴン」は全編カバー曲目


「金なのか!サンタナ!金がないのか!?」と賛否両論で

したが、ボクは大満足でした。


3月に送られてくるはずのライブDVDが待ち遠しいグッド!



『 いじめを解決!伝説の父の授業。

     僕にひとコマ任せろ!  その2 』


昨日の続きです。その1から読んでね

㈱乾杯・KANPAI の代表 松尾公輝さんのコラムです。


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どう考えても、これは聴くしかないですよね。


やはり、授業が始まる前の子供たちにしてみれば「親が

文句を言いに来た」というスタンスでした。


ところが「どうやら病院の先生とか武道の先生からも信頼

されている人みたいだぞ」という形で出てくるのです。


ここに逆転思考が働いています。


これはマーケティングの世界でいうと「お客様の声」

ということになりますでしょう。


自分で自分を褒めると嘘っぽいのですが、人に褒めていた

だくと信憑性があります。


お客様に「この商品とかこのサービスは素晴らしい」と言っ

てもらった方が100倍伝わりますよね。


いよいよ僕が登壇して何の話をしたかというと、


「今日はみんなを怒りに来たけど、こうして顔を見ると、み

んな可愛いね。君たちをかけがえなく想っている親御さん

が、それぞれいるんだね」


という前段を話してから、いくつかの心温まるエピソードを

語り、最後に僕が考案した「体験学習」を実施したのです。


その内容とは、

●6人の生徒を選抜、ひとりを除いてみんなに椅子を持っ

てもらいます。


●6人目の生徒に対して、椅子を一人ひとり手渡すよう指

示します。


●渡し終えた子にたいして「君は今、椅子を渡したから軽

いよね」


●じゃあ、次の人、椅子を重ねなさいと。


●椅子を重ねられた子に対して

「君が今、椅子2個を持っているから重く感じるよね」

●渡した子に対して「君は椅子、手放したから軽く感じる

よね」


それを5人に繰り返して重ねてもらったのです。


結果、椅子を5つも重ねられた子は重い。

ところが、椅子を手放した方は軽いわけですよ。


「みんな、椅子1個くらいは、どうってことないって思う

よね。ところがそれが積み重なるとやられた方はとて

も重いんだよ。


だから、みんな一つひとつは大した事ないと思ってや

ってる事が、やられた方にしてみれば、それは積み

重なる、蓄積するんだ。


しかも四六時中の話でしょう。これが、いじめの正体

だよ」


やられた方の立場、やる方の立場、両方考えてやりなさい

よという話をしたのです。


これが「前代未聞の父の授業」のあらましです。



ポイントは、


★父親が、直接「いじめは止めて欲しい」と訴えたこと。

★社会から一目置かれる立場の人たちが客観的に話をし

  たこと。

★言葉の他に、身体を動かす体験的視覚的授業を通じて

  伝えたこと。

★そして何よりも「大人の本気」をみせたことです。

  いじめが続くようなら、覚悟がある!と。


【ここ重要な点です♪】


特筆すべきは「他力」です。


ある局面において、ポジショニングや肩書、立場は、固定

してしまっています。なかなか自分を変えることはできませ

ん。


クラスの子供たちにとって「その子の父親」という観念は、

固定しています。それを崩すための最も有効な手段は、他

人からの評価を見せることです。


複数の他人が、その人をどう評するか。


今回は「尊敬する兄貴」であり、「自慢の弟子」でした。


その人をよく知る人が、その人を称賛しているものをその人

をよく知らない第三者が覆すことは困難です。


子供たちにしてみれば、思ってもみなかった展開ですし、そ

うすることで、多面性多様性のある人物像が新たに形成さ

れ、その後のプレゼンテーションの効果を上げてくれます。



僕は企画マンです。


自分の強みを生かして、人生に向き合います。


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今回の「父の授業」は、企業活動においても同様のフレー

ムワークがあてはめられると思います。


どのようにポジショニングするか?

どのように共感を得ていただくか?

どのように想い出してもらえるか?

どのように圧倒的感動を与えるか?


そう考えると、人も企業も、最終的には

「人柄」であり、「ぬくもり」ですよね。


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以上が、松尾さんのコラムでした。


いろいろな角度から、いろいろ考えさせられました。


では。