ヤレについて | 新高速印刷みんなのブログ

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こんにちは。

クロスメディア営業部の渡辺です。

 

今年もあとわずか。

あっという間の一年でした。

楽しい思い出とともに

年越しを迎えたいと思います。

 

さて、

今日は、ヤレについてお話します。

 

ヤレとは、

印刷、製本、加工などの工程で、

製品として使用できなくなった

印刷物のことを言います。

特に用紙のことを「ヤレ紙」と呼びます。

 

印刷では、

本番の印刷前に、

印刷機でインクの濃度調整などを行います。

そのとき、試し刷りに用紙を使います。

当然その用紙は、

製品になりませんのでヤレ紙となります。

 

製本では、

刷りあがった印刷用紙を

製本機械にかけるとき、

調整を行います。

その段階でも、ヤレ紙がでます。

 

このように印刷物完成までには、

ヤレ紙がつきものです。

 

用紙を仕入れるときは、

このヤレ紙を想定し、

予め予備枚数をプラスするのです。

 

文房具やさんで

プリンター印刷用賞状などが

販売されていますが、

そこには、試刷り用としてプラス1枚

入っていたりするものがあります。

それと似たような感じですね。

 

家のプリンターで

印刷失敗してしまったりしたら、

「ヤレ紙が出ちゃったな」

などと言うと

カッコいいかも。