クロスメディア営業部渡辺です。
今日は、平アミについてお話します。
平アミとは
濃淡の調子がない一定の網点スクリーンのこと。
といっても専門的でわかりにくいので、
簡単にどういうものか説明します。
ちょっと前にベタ刷りのお話をしましたが、
印刷は、そのベタ刷り以外、
細かい点々(網点)にインクがのって
表現されます。
新聞などの写真や見出しの加工を近くでよく見ると
点々(網点)が見えると思います。
例えば、印刷範囲が1㎠として、
その中に100個の網点があるとします。
その1つの網点の大きさが大きいほど
網点と網点の間の白い部分の面積が小さくなって
ベタ刷りに近くなり、見た目に濃くなります。
逆に1つの網点の大きさが小さいほど、
網点と網点の間の白い部分の面積が大きくなって
見た目に薄い印刷になっていきます。
この網点の大きさが、
均一に印刷されるものが、
平アミです。
例えば、単色の棒グラフや円グラフなどで、
どうしても隣のグラフと見た目に差をつけたい
と思ったら、この平アミを活用して、
見た目を薄くしたり、濃くしたりすることで解決できます。
ちょっとイメージしにくいお話でしたが、
まずは、新聞の写真や見出し加工を
よーく見てみてね。
網点が見えたかな。