こんにちは、DTP部のやまもとです
今日は木曜日!
デザイン豆知識の日です。
でも今日はちょっと脱線しているかも
私が所属している部、
「DTP部」にかかせないもの…
それは「コンピューター」です。
DTPというのは
Desktop publishing(デスクトップパブリッシング)の略で、
書籍、新聞などの編集作業をコンピュータ上で行うことを指しますからね。
一般的に「デザインをする人はMacを使う」というようなことを聞きますが、
それにはDTPが始まった当初、
Macが唯一実用的なシステムだったという歴史的背景があります。
私も詳しくは知らなかったのですが、
先日、Appleの創設者であるスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったことをきっかけにとある映像を見ました。
それがこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=OaMT8fZpEXA
これはスティーブ・ジョブズ氏が、2005年のスタンフォード大学卒業式で行った
スピーチの様子です。
伝説
のスピーチ、とかいてあったので見てみました。
この中でジョブズ氏は
大学を退学し、自分の興味ある科目を受けることに
大学のラベルにはきれいなカリグラフィ文字が書かれていることを知っていた
カリグラフィの授業を受ける
美しく、歴史的で、科学では捉えられない芸術的に微妙なもの
セリフ(欧文活字のひげ飾り)やサンセリフの書体、
活字の組み合わせで字間を変えたり、素晴らしい印刷活字(フォント)の作り方
などを勉強した
10年後、マッキントッシュ・コンピューターを設計する時にそれがよみがえった
ジョブズ氏はこの中で
「ウインドウズは、単なるマックのコピー」なので
マックが「美しい活字を持った最初のコンピューター」として生まれなければ、
そのようなパソコンは生まれなかった!(とはっきりは言っていないけれど)
と言っています。
そして別のサイトでは、
「人が思い入れを持ってくれるような狂おしいほど魅力のある個性的な」ものを
作るには、「全てをコントロール」(自分で作る・開発する)「必要がある」と
言っています。
ハングリーでパワフルですね。
ものを作る仕事をしている人間として、
そういった姿勢がとてもまぶしい。。
ここに哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りします