こんにちは、DTP部のやまもとでございます!
DTP部3課では、印刷物のデザインを行っているので、
ブログではデザインの豆知識もちょこちょこ書いていきたいなと思います
今日は「ホワイトスペース」について。
ホワイトスペース
という人もいらっしゃるかも知れませんが、カンタンに言うと
「必要とされる、意図的につくる余白」です。
余白によって見た目のイメージは大きくかわります。
余白が少ないと、賑やかで楽しい印象になり、
余白をゆったりととると、風通しがよく安定感や高級感のある印象になります。
文章量の多いものでも、ホワイトスペースを意図的に作り、
「抜け感」を上手に生み出すことで
読みやすいレイアウトを作ることが出来ます
またホワイトスペースのサイズによって
意味や関係を持たせることも出来ます。
狭い間隔で視覚的にグループをつくったり
↑これを見ると、「3個と2個」という風に見ますよね。
逆に大きく取って独立させたり
↑1個が気になりますよね。
ホワイトスペースの効果によって、知らず知らずのうちに
ものを認識していることに気付いてもらえたでしょうか。
私は、紙面と内容(ホワイトスペース以外)の関係は、
顔や髪型と部位の関係に似ているのではないかな、と思います。
美しいパーツがあれば、魅力的かと言うと、そうではないですよね
「ベースに対してそれぞれのバランスがとれていたり、チャームポイントが生きている。」
それが魅力となるのではないでしょうか
「なんだか寂しいからワンポイントにピアスをつけてみよっかな」
「パーマかけてみたらちょっと派手なので、メイクは控えめに」
そんな風に考えて、ホワイトスペースを意識したデザインをしてみてはどうでしょうか