高橋大輔 | chasse ~シャッセ~

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フィギュアスケートが大好きです(●´▽`●)

リアルでは語れるお友達いないので(笑)、ここで発散していきます。







長く牽引して来た本田武史の前に、やたら演技派の男の子が現れた。

日本で演技がうまいと思っていたのは、宮原知子ちゃんの現コーチである田村岳斗だったが、彼をさらに凌ぐうまさとキレがあった。

見た目は今時なお兄ちゃん(笑)で、演技はストリート系ダンスが好きそうな、やんちゃなイメージ。
フィギュアスケートでは初めて見るタイプの男の子でした。

それが高橋大輔の、第一印象。


私は若手に対していつも一線を引いていて、過度に期待することはないのですが、このまま上がってきたら日本のフィギュアスケート界は面白いことになるなと思っていました。

ただ、当時の彼は独自のセンスで演技していてとても上手でしたし、素晴らしかったんですけど、何ていうか…小僧感というか、青二才感(笑)
まだまだ演技が軽くて、もうちょっと頑張れって思ってたんですよね(;・∀・)

トリノ後のオペラ座の怪人を演じたシーズンからファンが増え始めたかな?
そして、次の年、HIPHOPな白鳥の湖で人気がドーンと来ましたよね。
うん、確かにカッコよかった。
でもまだまだ、私の中の小僧感は消えておりませんでした。

それでも、バレエの素養がないストリート系な高橋大輔が、世界でどこまで通用するのか、とてもいぶかしんでおりましたが、世界で次々と評価を受けたことは、実に嬉しかったです。
前にも書きましたが、ジャッジはロックなどに酷評を下す傾向にありましたから。




そんな彼が次の年に持ってきたのが、「eye」でした。

実はこの曲、その年の何年か前にCMで使われてて、その時から大好きだったんですが、フィギュアスケートでも“この曲で誰か演技してくれないか”とずっと思ってたんですよね。

特にランビエールに(笑)

ただ、海外の選手が日本人のアコーディオニストの曲を使うとは考えられないので、使うとしたら高橋大輔だなと思っておりました。

だから、彼がこの曲を持ってきた時、「オオォォォ(゚ロ゚*)ほんとに来たよ」って思ったと同時に、やはり似合っていたのでとても嬉しかったですね。
こういうのが見たかった。


そんな時、高橋大輔の大怪我のニュースが流れ込んできました。
この時期に…
みなさんそう思ったことと思います。
多分絶望的だと、運良く間に合ってもトップ選手と競い合うことは難しいんじゃないのかと。


でも、彼は帰ってきましたね。

リハビリで足首の可動域が広がったのも、スケーティングに幅ができ良かったのですが、一番びっくりしたのが、
あの大怪我を乗り越えた事で、彼を強く更に大人にしておりました。

そしてさらに、あの名プログラムの「道」。



この「eye」と「道」で、大怪我の影響で4回転ジャンプの精度は欠いたものの、バンクーバーで銅メダルを獲得することとなります。

高橋大輔 バンクーバー


翌シーズンは、なかなかジャンプが思うように決まらないシーズンでしたかね。

こづとぶつかったのもこの頃。
この頃はよく覚えておりませんが、大したことない程度な報道のされ方だったような気がします。

それでも素晴らしいプログラムでした。
マンボはびっくりしたけどw
ブエノスアイレスは素敵だったし、高橋大輔の存在感を存分に発揮するプログラムでした。

エキシビションのアメリも良かったですよね。
しかもこれ、ランビエール振付
(o´艸`)ウフ♡

練習中に演技指導で、ランビのように上手く出来なくて悔しがってた姿はとても可愛かった(´∀`)

そして次の年は、ゆづの項で書きましたが、わたしの心が追いついてなかったので、みなさんの演技を見て、ただ癒されたことしか覚えておりません。

2012年~シーズンは、グランプリファイナルまでは良かったですけど、その後失敗続きでしたね。
どうしたんでしたっけ。
その時、ゆづが怪我を押して演技する姿に、そこまで背負う必要はないのにと心配になった事ばかり思い出してしまい、高橋大輔のことはちょっと忘却の彼方(;・∀・)

そして、ソチシーズンはグランプリファイナル前に、まさかの怪我。
ソチに関わるのではないかなんていう報道に、ファンはとても心配したでしょうね。

そして、怪我を押しての全日本。
フリーのあの手の流血は、不謹慎ですがまるでドラマチックで、ゾクゾクしました。
代表になるのは絶望的だったと思いますが、今までの実績により選ばれましたね。
もともと世界トップの選手ですから、こづはもう…しょうがないなと思っておりました。


そして、ソチオリンピック。
ショートは色々曲問題とかありましたけど、そんな事は感じさせない素敵な演技。

フリーの曲は、なんでビートルズ?
オリンピックなのに、ちょっとインパクトに欠けるなぁなんて当初から思っておりましたが、あれは、ファンや今までお世話になった方達に向けて、「感謝」を表していたんですね。

フリーでは清々しい程の笑顔で、今までにも何人もいましたが、点数じゃなく順位じゃなく、自分の持っているもの全てを表現した、演技を超越したもので、

あぁ、なるほどなぁ。
こういう滑りを見せたかったんだなぁ。

と、素の高橋大輔を見せてもらった気がしました。
本人は、
「みんなにそう言われるんですけど、自分じゃそんな気はなくて…」
的な事を話してましたけど(*´∀`*)

エキシビションでブエノスアイレスをまた見れたことも嬉しかったですね。


去年は真央ちゃんとクリスマスオンアイスで沸かせてくれましたし、今後もきっと素晴らしい演技をショーで見せてくれるでしょうね。








今は留学中でとてもいい経験をされていることと思います。
チラッとTwitterみましたが、やはり芸術的なものに目を奪われているようです(´∀`*)フフ

その経験を活かしたプログラム…いつ見れるかはわかりませんが、期待を込めて待ちたいと思います。










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