美羽side


美羽「ん、」

眩しい日差しと鳥の鳴き声で目を覚ます






漫画のような幸せな朝を迎えた


幸せと思える要因はもうひとつ、、、












ゆっくりと寝返りをうって振り返る






すやすやと眠っている赤ちゃんのような寝顔がそこにあった

朝起きた時に隣に彼女が居ることが何よりも幸せな事だ






真っ黒でサラサラの髪の毛を撫でながら愛季の顔を眺めていた








あ〜幸せだな









そう思っていると、愛季は眉間に皺を寄せそっと目を開いた








愛季「、ん」




美羽「ごめん、起こしちゃった?」

愛季「、、ん〜大丈夫〜」

美羽「おはよう」

愛季「美羽〜、おはよう」









そう言って寝起きで少しあどけない顔でニコッと笑う愛季を見て再び幸せを噛み締めた









美羽「どーする?起きる?」

愛季「ん〜〜、もう少しこのままで」










そういってモゾモゾと私の腕の中に潜り込んできた

心臓の音が聞こえてないかドキドキしながら抱きしめ返した







グー



しばらくの間2人でゴロゴロしながら過ごしていると腹の虫が音を立てた








美羽「ふっ」

愛季「あはは」

愛季「お腹すいた?」

美羽「ちょっとだけすいてるかもー」








愛季はそっとベットから降り、台所へ向かった

さっきまで赤ちゃんみたいだったのに今度はお母さんみたいな愛季になった

こうゆう所も大好きだ








私は一呼吸置いたあと、続けて台所に向かった










愛季「パンとご飯どっちがいい??」

美羽「ご飯!」

愛季「だよね〜」










せっせと準備してくれている愛季を見て愛おしさが増して、背後から抱きついた









愛季は少しびっくりしていたが、淡々と料理を続けた







愛季「ちょっと、危ないよ」

美羽「大丈夫〜」

愛季「料理しずらいんだけど〜」

美羽「ん〜」









何事も無かったように料理を続ける愛季を見て、私の悪戯心に火がついた










愛季にくっついたまま後ろから頬や首筋、頭にキスを落としていく





美羽「チュ 」

愛季「⸝⸝⸝っ、ねぇ」

美羽「んー?」

愛季「タイム」

美羽「えー」

愛季「ご飯食べた後、ゆっくりしよ?」

美羽「っ、⸝⸝⸝はーい」










かわいすぎるって!








悪戯するのをやめて、愛季が作ってくれた朝ごはんを一緒に食べる









愛季「やっぱ梅だよね〜」

美羽「うん、全部美味しすぎる」

愛季「ありがと〜」










ふにゃふにゃと笑っている愛季を見てこれから先何年経ってもこんな朝が迎えられればいいと思った。

どんなことがあっても、愛季さえこうして隣にいてくれれば他に何もいらない








美羽「愛季、これからも隣にいてね」

愛季「!急だね〜、当たり前だよ。嫌って言われても隣に居続けるから!」








🧸

最後まで読んで頂きありがとうございました。ゆうさんからのリクエストです!期待に添えてるか分かりませんが、また感想等頂ければ嬉しいです!!

みうあいり最高ですね💕︎