顛末
平成二三年四月初旬、私の次男は、広島某警察署にて措置入院の手続きを経て、○○病院に入院となりました。
主治医は、××先生でした。
翌日より、毎日のように家に電話があり、妻が対応し、入院用品等をほぼ一日おきに、病院に届けておりました。
これまで、次男の家庭内暴力に悩まされ続けていた私と妻は
「うちも、マンションでも借りて、夫婦でそこに避難するしかないのかなあ。」
というような話をしていたところでもあり、今回の入院で少しは状況が良くなるのではと期待しておりました。
しかし、妻は、
「電話はかかってくるし、二日と空けずに物は届けさせられるし、あの子は入院しても大変だ。」
としんどそうに言っておりました。
入院して、一週間が過ぎて、妻が、
「そろそろ一度、主治医の先生に病状を聞きに行ってみましょうや。」
と言いますので、私の医院の休診日の四月十四日木曜日の午前夫婦で○○病院に行き、同日の午前に病棟で主治医の××先生と三人で面談しました。
その内容を記憶している限り、書き綴ってみます。
先生「今のところ妄想も止まって、ひどく興奮することもなく、順調のように思います。私は忙しいんです。私に会わずに、本人と面会してやってください。」
私「先生、それでは、病状を聞くのに、どのくらいの期間で来ればよろしいでしょうか。」
先生「そうですね、何もなければ、たまにでいいから、月一回程度。」
妻「先生、息子は、退院になっても、この病院の附属施設に、入れてもらうというわけにはいかないでしょうか?」
先生「だめですな。適応がない。退院したら、家で見てください。親の対応が悪い。親の育て方が悪い。めくらの者に、仕事をさすのと同じです。手を引いて行って、手を添えてやらねば、何も出来んでしょう。脳の欠陥を持って生まれてきてるんですから、めくらの子を育てるのと同じ考えでやってください。」
私「先生、私達も、発育障害の会に出たり、資料を集めたり、いろんな所にも相談に行って、それなりに努力しているんですよ。」
先生「だめですな。もっと勉強してください。インターネットもあるでしょう。今度来られたら、夫婦でどれだけ勉強しているか披露してもらいましょう。」
私「入院の期間は、大体どの程度を見込んでおられますか?」
先生「措置入院は三ヶ月間。医療費は無料です。それ以降は任意入院になりますが、三ヶ月で退院できると思います。」
妻「先生、退院となっても、何とか他の施設を紹介してもらうというわけにはいきませんでしょうか。」
先生「どうしてもと言われれば、・・・病院というのが有りますが・・・」
妻「・・・」
私「先生ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。薬は大量に使っておられますか?」
先生「ええまあ・・・」
私「それでは失礼します。ありがとうございました。」
・・・・後半に続く