繊細さを活かせた大学生活。接続がうまくいかず演じてしまった就活。
今日は大学入学〜新卒で就職し11ヶ月で退職するまでをお話させてください。
“頑張る“ことが最大の美徳。誇り。
学校の勉強のように「答え」が用意されていること、期待されていることには応えられるものの、
答えのないことに悩んだり、人間そのものの深いやりとりのない小中高時代。
そんな私でしたが、大学に進学してすぐに「ピンときて」よさこいのサークルに入ります。
今から思えば、吹奏楽コンクールのように上手い人だけで何か賞や評価を目指すより、
定期演奏会のように上手い人もそうでない人も全員で一つのものを作り上げる方が
難しく、楽しかったんだと思います。
そして、音楽に合わせて身体を動かすことが、不思議と自分にはできるような気がしました。
さて、そのサークルでまさに、意見もモチベーションも違うたくさんのメンバーと
コンセプトや曲や衣装、振り付けまで全てを一から作り上げること。
そして特に私は、振り付けをメンバーの前に立って教える、つまり練習全体を回していく役割に熱中します。
楽しく、でも皆がしっかり踊れるようにするにはどう伝えれば良いか
皆の表情や声、雰囲気などから掴んでいくことができました。
教え方を考えるのも実際前に立つのも本当に楽しく、それもあってメンバーの評判も良かったので、まさに好循環の毎日でした。
その過程で当然、20歳前後ということもあって、
将来について深く悩んだり、意見の相違で真剣にぶつかったり、ものすごい熱量で恋愛をしたりと、
人と人との間の深いやりとりも経験していきます。充実した大学生活でした。
しかし、サークルを引退し就職活動が始まると、周りと比べてばかり、「ピンときて」動くことはできなくなります。
自分なりに一生懸命、たくさん心を動かして、身体を動かして、大学生活を送ってきたのにという自負の一方で、
「働く」ということになると途端に「怖いもの」「自分には相当な努力が必要なこと」と捉えていました。
せっかく大学生活で自分の直感を信じて、人間として成長ができたのに、それを「働く」に活かせる自信がない。
それどころか、大学時代では良い方向に活かせていた繊細さを、
小中高時代のように、「自分は皆のように図太くいられない」イコール「恥ずかしいこと」。つまり周りより相当頑張らなくちゃいけない。
そんな気持ちが顔を出しながら、自分を一人で追い詰めながらの就職活動でした。
とはいえ、なまじっか学歴があり、面接で相手が期待することを学習して器用に応えていく中で、内定はあっさりと出ます。
多田、当然、その得られた内定先も自分には到底合っているとはいえませんでした。
新卒で入社したのは地方銀行の総合職。
内定を得たいがために変にタフアピール(なぜ・・・)をしてしまったこともあるのか、
規模は大きく注目される支店ではあるものの、労働条件面、人間関係面、職務内容面いずれも手強い環境に配属になります。
上下関係が厳しく、しかも2年目〜5年目の先輩がしょっちゅう裏で涙を流している。
かといってベテランも体調が悪くても無理をして働いている。
それら全部、人ごとと割り切れず「大丈夫かなあ」と気になるし、ある意味未来の自分の姿と考えると絶望的で、
あっという間に、寝る・食べるに支障が出てしまい、自律神経失調症の診断を受け約半年の休職ののち、ついに職場に行けなくなり入社11ヶ月で退職します。
新卒で入社した会社を1年も経たずに退職。
人生初めての大きな挫折。ものすごい不安に襲われる日々を経て、スモールステップ。派遣社員として大学で働くようになります。
明日はそのあたりを紹介できればと思います。
今日もお疲れ様です。
