モデルズ前提の櫻葉*智潤のお話
BLなのでご注意ください
















リーダーに教えて貰ってから何となく、目で追うようになってしまった翔くんの視線の先


この日はレギュラー番組の収録日で当然メンバー全員が居る訳なんだけど




「まーたやってんのかぁ」




眠たそうにのんびり話すリーダーに気付いてそっちを向けば、ゲームをするニノと隣から覗き込んでちょっかいを出して怒られてる相葉くん。




「ふははっ!ほんとあいつら何歳だっつーの」




読んでた新聞をずらして、2人へ向けた翔くんの顔は楽しそうで




いつものメンバーを見る優しい瞳をしていた。










「ちょ…ふふ。ちょっと相葉くんさぁ?」

「えっ!なになに??」



収録が始まって進んでいく中で

隣同士でゲームをしてた相葉くんと翔くんの間で何かあったらしく、その事を話そうとするんだけど


相変わらず眉をハの字に下げて楽しそうに話す翔くんと、ミスを弄られつつも楽しそうに笑う相葉くん。



そんないつもと変わらない、いつも通りの光景を同じように笑いながら聞いてた








「ほんと…翔くんてわかりやすいよなぁ」





みんなに拾われるような声量じゃなく

つい言っちゃいました、みたいなポツリと呟かれた隣に居るリーダーの言葉で



俺の笑い声はピタッと止まった。





そんな言葉を耳にしてしまうと、人間不思議なもので


今まで別に気にも留めて無かった、2人のスキンシップだったり
メンバーに向けるのと同じモノだと思ってた、あの眼差しだったりが頭の中に次々と浮かんできて




「相葉くんそれ違うつったじゃん!」

「あははは!」

「ひゃははは!しょーちゃん、すげぇオレのこと見て来るから好きなのかなって思っちゃった」




聞こえたやり取りに、そんなの翔くんなら




「何言ってんだよ」



とか



「好きって何なの?」




とか言いながら笑って返すんだと思ってたのに






「 いや、貴方の事は好きだよ。好きだけど 」





確かに笑いながらだったけど

それでも、下を向きながらもはっきりと強く言い切ったその言葉に俺の胸はドクンと鈍く響いて




その日の残りの収録中、休憩中、楽屋での翔くんの視線の先を追ってると


たまにテレビ越しで見る、あの優しさを超えて愛おしいものを見るかのような眼差しの先には








居て欲しくないと思っていた、相葉くんが居る事に気が付いた。










つづく







✎︎____________

潤ちゃん、さとぴの(余計な)アシストで気付いちゃった
翔くんの想い人の正体∑(*ºㅿº* ).ᐟ.ᐟ
翔くんの「好きだよ。好きだけど」
は実際に言ってたのから拝借したやーつ♡
VSでね、風船割りの時にお隣だった櫻葉ちゃん。
吹き矢のを雅紀が自分のじゃなくて
間違えて翔くんの所から拝借しちゃった時に

(*‘◇‘)やけに触って来るからオレの事すきなのかなって
(`^3^´)好きだけど。好きだけど

ってイチャついてたんだよね〜〜〜〜♡♡
(ニュアンスでしか覚えてないけどこんな事言ってた)


櫻葉萌え振り返り記事でもUPしていこうかしら(笑)