櫻葉*智潤のお話
BLなのでご注意ください。


※モデルズが付き合ってる所から始まります
   (思ったよりモデルズ濃いめ描写有り)

























「あ、相葉くん」




収録が終わって、皆それぞれ帰り支度をしてる中で呼ばれた声に振り返ると

既に黒縁の眼鏡とキャップを被って帰る気満々な松潤がちょいちょいと手招きをしていた。




「松潤、なーに?」



呼ばれるがままに松潤の元へと行くと、耳元に口を近付けて




「今日、俺の家でいい?」



他のメンバーには聞こえない、2人だけの秘密に緩みそうになる口元を必死に耐えて

何の気なさそうに頷くと、目を細めて優しく微笑う松潤の顔にキュンとしてしまうのは恋人なんだから仕方ない。




「一緒に車乗ってく?」

「ううん、泊まりの用意してないし一旦帰るよ」

「そっか。んじゃまた後で」



約束を交わした後すぐに、お疲れー!と皆に声を掛けて楽屋を出た松潤に続いてニノとリーダーも楽屋を出て行った。




「しょーちゃんも今日はこれで終わり?」

「おう。雅紀もだろ?どう久々に飯でも」

「あー…行きたいんだけど先約あるんだよね」

「そっか、んじゃまた今度な」

「うん!じゃあお疲れさまー!」

「おう、おつかれい!」



松潤の家に行く事が楽しみでろくに翔ちゃんの顔も見ずに会話をしてたから



だから、楽屋を出て行くオレの背中を鋭い目付きで見てたなんて事をこの時のオレは知る由も無かった。











「はぁっ…あッ、潤ちゃ…」

「んッ…は、っ、まー…」



松潤の家に着いて、暫くまったりしてから移動した寝室のベッドの上で


厭らしい水音と、互いの息遣いだけが照明を落として薄暗くなった部屋に響き渡る



「潤ちゃん…きもちぃ?」

「っ、ン…すげぇきもちぃ…」



互いの熱くなったモノを両手で包み込んで擦り合わせれば、1人でする時よりも強い刺激と疼きに手の動きが速くなる



「っ、は…まー…はやっ、い…」

「ン…だって…擦り合ってて…ッきも、ちっ…あぁっ…!」

「っく!ちょ、本当にイッ、イクからっ…!」

「んぅ…っ、も、無理ぃ…潤ちゃん…、」



まだ耐えようとする松潤の抵抗を無視して


お願いと言わんばかりに目の前にある唇へ噛み付くと、オレの腰に回してた手にグッと力が入ったと同時に松潤の空いてた手が更に刺激を与えるから



「ッあ…!」

「っ、く…!」



2人で仲良く絶頂へと向かった。








「ほら、ちゃんと肩まで掛けろよ」



松潤に肩まで布団を掛けて貰って、仲良く寝る体制に入るのはいつもの事で…


要はオレと松潤は、まだ抜き合う以上の事はしてないのだ。




「ねぇ、潤ちゃん」

「んー?」

「すっきりした?」

「ぶっ!おま…ムードもへったくれもねぇな…」




オレの問いに呆れたように眉を下げて、困ったように笑う




「…まーは、すっきりした?」

「んふふっ…ちょーすっきりした」

「ふはっ、そりゃ良かった」

「ねー!だから潤ちゃんはすっきりしたのかってー!」



潤ちゃん、まー、なんて2人の時にしか呼ばない懐かしい呼び名に擽ったい気持ちになりつつ

松潤の鼻先にキスをしてみれば、ふふっなんて可愛い笑い声が聞こえてすぐ




「 まーとだから気持ち良かったよ 」




背中に回された腕にぎゅっと力が入って、そんな可愛い事を言う唇に優しいキスを落とした。











そんな幸せいっぱいな筈の松潤との恋人関係は順風満帆の筈なのに、実はこっそりと悩みと言うか超えたいハードルがある







いい加減ちゃんとしたセッ クスがしたいんだ。












つづく










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初っ端から軽い絡みあるけど大丈夫かこれ???
って思いながら移動+手直ししたよ(・∀・)笑
(手直しなしは全体公開アウト)
ネタバレじゃないけど、モデルズちゃんの絡みは
これが最高潮(の予定)なので櫻葉*智潤の民の皆さま
どうぞ御安心くださいませ(⁎ᴗ͈ˬᴗ͈⁎)笑


おやま略奪〜!!!!
って言うてたけどちゃんと略奪してるか不安…(笑)
どうぞお付き合いお願いします♡