2/3、しかプロの愛知県での初公演
「とばないで!フライヤーズ」
無事終演しました⭐︎
会場でお会いした安城市や近隣の皆様、
私たちに会いに遠方からお越しいただきました皆様、
ご来場ありがとうございました✨
関西を離れての初公演、どんな話にしようかなぁと考え考え
まずは本物の私たちに一番近いところからスタートしてみよう!ということで
演劇祭出演を控えたアマチュア劇団の座長と団員の間で起こるトラブルを描きました。
演劇やってると色々あるんです。ほんと、色々。
しかプロはありがたいことにいつもメンバーに恵まれ、
公演期間中に大紛争勃発!!!なんてことは今のところないんですが
それでも忘れられない大ピンチのひとつやふたつ…やみっつやよっつ…いつ…うん、沢山あります(笑)
それをなんとかかんとか乗り越えたり、
乗り越えられそうにない時は潜ってみたりしながら
気づけば10本を超える公演を続けてきました。
毎度毎度「もう勘弁してくれよー」と頭を抱えるわけなんですけども
それでもまた次の公演を始めたくなるのは、
そんなピンチの時に支えてくれる仲間たちに毎回痺れちゃって
色々あった末にお客様からいただけた笑顔や拍手が忘れられないから、それに尽きます。
今回の主人公・飛川さんは、脚本執筆が遅くてセンスもイマイチ、
団員と仲良くする方法もわからない仕切り下手な座長さん。
あまりにも不器用で、公演をスタートさせることすらままならない…という男性だったんですが
まぁ…書きながら胸が痛いのなんの(笑)
彼がドツボにはまっていくごとに「わかる、わかるでぇ…」と頭なでなでしてあげたい気持ちになりました。
大変よね、ものをつくるのも、人をまとめるのも…
でもね。
彼は決して悪い奴じゃないんです。
ちょっと下手くそで、ちょっとおバカなだけで。
とても一生懸命なんです。一生懸命だからこそ失敗しちゃうんです。
そういう人を仏様や神様やご先祖様や守護霊やその他スピリチュアルななんかいい感じの存在は見捨てないと思うんです。
(寺の嫁がいうことじゃないかもしれないけどw)
そしてなにより忘れてはいけないのが、
周りにいる"生きてる人たち"だって絶対に見捨てないと思うんです。
それが証拠に
下手くそでバカな私だってここまで続けてくることができました。
才能も実績もないけど、楽しく演劇が続けられているのは
前述の通り、仲間たちや家族、応援してくださる方々のおかげです。
私には"一生懸命"にやることしかできないけれど、これからも決して手は抜きません。
そこは大事に、そこだけは大事に頑張りますので
これからもどうか見捨てないでやってください。
そしてこれから出会う皆さん…
色々至らない主宰ではあるんですが…
一緒に頑張って、楽しんでもらえないでしょうか…!!
安城市にはこんな素敵な演劇祭があります。
素敵なホールも沢山あるし、なによりお芝居が好きな人が沢山います。
こんなん乗っかるしかないよー!
私と一緒に(いっそ踏み台にしてもらってもいいんでw)演劇を楽しんでくれる人が
ここでももっともっと増えてくれたらこんなに嬉しいことはありません。
まずは…
引っ越して物理的な距離は離れても、迷わずに力を貸してくれて
「これからも演劇続けたらいいやん!」
と背中を押してくれた今回のキャスト、そしてスタッフのみんなに心からの感謝を。
こんちゃん、ハディ、みどちゃん、なおくん、かほちゃん、
後藤さん、maaちゃん、あおいさん、賢詳くん
本当にありがとうございました!!
(来年以降も助けてね!)
最後になりましたが…
突然やってきた謎の団体?を優しく迎えてくださって
思う存分お芝居を作らせてくださった市の担当者様、
演劇祭に出演された他団体の皆様に改めてお礼申し上げます。
来年度もよろしくお願いします!!!(こちらも今から言うとかんとな!)
ここからはじまるしかプロ新章に
どうぞご期待ください!