子供が小学生にあがった時から毎月お小遣いをあげていたのですが

試験的に最近、お小遣い制度をやめていたのですが

娘が「じゃあ、お金を稼ぐために何か自分で売る」と

言い始めました。

 

その後、コンテナに日本で買った焼きそばを入れさせてもらい、

到着したら娘を連れて中国人の店に売りに行くなどしていたのですが

中国人に叩かれてしまい全く利益が出ませんでした(涙)

 

中国人に値段を叩かれたペヤング(涙)

 

 

 

その後、しばらくして娘から「おばあちゃんが作るコロッケが

美味しいし、私も作り方覚えたから自分で作って

売りに行きたい」と相談を受ける。

 

多分、日曜の中華街に行けば売れると思うから売ってみれば?

と話すと早速、コロッケをママやお婆ちゃんと一緒に作り

はじめた娘。

 

 

 

 

5歳の弟もコロッケ作りに駆り出されるが

横でころころとコロッケを転がして

遊んでばかりで姉に「邪魔してるだけ」

と戦力外通告を受ける(笑)

 

 

 

 

 

その後、ママが手作りで装飾もしてくれて立派な

商品っぽくなる。センスいい。何か売れそう。

とりあえず6セットのコロッケを売るのが

この日の目標。

 

 

 

 

 

 

 

そして日曜の中華街へ。ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ

にも中国人たちが作った街「中華街」があり日曜日の午前は

有名な日曜市が立つ日。

朝早くからダイコンや白菜、柿とか珍しい日本、アジア系の食材の

野菜も多く売られていてドミニカ全土からアジア人やアジア系フリーク

のドミニカ人が集まり賑わう場所。

 

そしてここ数年ぐらいで中華街が整備されて綺麗になってきたのと

並行して中華街ではアジア系の屋台がたくさん軒を

連ねる新しい名所になってきています。

元々は中国、台湾系が2、3店舗ぐらいの小さな規模でしたが

特にコロナの3年で激増して今では20店舗ぐらいの店が並び

その多くが日本、台湾、韓国系の食べ物の店。

また人も自分が見てきた限りはこの店舗が増えるに連れて訪れる

人がかなり増えたなという印象で10時前後になるともう

結構な人でにぎわいどこの屋台も行列待ちという状況なのです。

 

 

 

 

中華街で娘、息子と一緒にやってきました。

「コロッケ買いませんか」と勇気をしぼり声を出そうとするも

恥ずかしい、、、となかなか声がかけられない娘。

 

さすがに8歳ではまだ難しいかなと思い

とりあえず自分が「コロッケ買いませんか、娘が

作ったんです」とそこら辺で屋台に並んでいる人に

声をかけましたが、20分ぐらいで6箱すぐに売り切れる。

 

娘が、用意してきたナプキン(セルビジェータと呼ばれる

食べる時に使うナプキン紙)を購入してくれた客に

1枚1枚一生懸命渡していた姿が印象的でした

なんとなくですが子供なりにお金を稼いでいるので

「これはビジネス(仕事)である」ということを

感じていたのか、もしくは売り込みはできなくても

ナプキンを渡すのだけは自分の責任がある

役割を果たさないと、と感じていたのか、いずれにせよ

親から見て新鮮な光景でした。

 

売り込み(営業)はまだ恥ずかしいし少しこわいと

話していましたが良い経験だったのかなと。

 

 

 

 

 

 

 

 

学校では教えてくれない重要なことで

いつも思うのですが1)1歳でも若いうちに

2)1円でもいいから何か自分で稼ぐ

経験をするというのはとても重要だと考えます。

外側の世界で1円でも自分で稼いだことが

ある人と一度も経験がない人ではその後の世の中や社会

を見る景色が全く変わるからです。

 

 

こういう話をすると「自分も文化祭で屋台で商売を

してxxx円稼いだことがある」みたいな人が

たまにいますが学校の文化祭の屋台みたいに

大勢でやるのは基本ノーリスクであるし

責任も曖昧、しかも皆がやるからその流れで

やるという構造なのでこういうのは除きます。

それは自分の足で勇気をもって

未知の中に一歩踏み出すというのとは

意味合いが全然異なるからです。