子供の漢字の勉強を見ていて思ったこと、
それは3、4年生ぐらいから上の
漢字になってくると「目に見えない概念」的な言葉が
増えてきて、それらの概念がないと理解するのに時間が
かかる漢字熟語が増えてくるということです。
最近我が家の娘の場合は「科学」という漢字を
間違えることが多くてこの辺りは日本の学校で
理科や科学の授業を受けてないので馴染みのある
言葉とは言えずある程度仕方ないのかなと、思った
ことがありました。
「共通」「多数決」などの言葉が出てきたとすると、
「共通」、「多数決」の
意味が分からない状態(概念が頭にない状態)
で漢字の書き取りをするのは
あまり意味がないですし、仮にその場で書けるように
なってもすぐに忘れてしまいます。
前提としておそらく自分がこういうことを考える
ようになったのは海外に住んでいて日本語を子供に教える
という特殊な経験をしているからこそ思うことで
日本に住んでいて子育てしていたら考えることすら
なかったことだと思います。
こういう経験をしてきて最近よく思うのは
実は世界中どこだろうと親が子供にやる仕事はこの
「概念」を増やしてあげることにつきるのでは、
と思うわけです。
特に幼児教育や子供教育などは刺激がどうとか
巷では色々な意見や方法論がありますが
こういのはもうビジネスのための話でしかなく
子供にとって有益かどうかは
「概念」を意識的に増やすものはそのやり方は問わず
確実に良いものであり
「概念」さえ増やしてあげているのであれば
方法論は人それぞれでありやり方事態はそれほど
関係ないと思います。
「歩道橋」という言葉があったとすると歩道橋を
歩くと一発で概念が頭に入ります。
国語はこの「概念の蓄積」が重要なんじゃないかなと。
国語の塾講師をしているような友人の中に
国語は人生体験力(概念の蓄積)に近いと
語る人がいました。
例えば読み取りのテストでもその文章の内容が
「お墓まいり」の話の時、
「運動会の日に母親が作るお弁当」の時ような
内容が2つある場合、おそらく
お墓まいりの話の方が子供にとってハードルが
高いのはその体験が少ないから当然だと。
ただ概念の中でも「目に見えない言葉の概念」であったり
抽象度の高い概念を学ぶ時期は
年齢によってタイミングはあると思います。
0歳ー1歳半ぐらい:
言葉を教えるには経験上、一番大変な時期。
それは子供のリアクションが全く期待できないため
です。(当たり前ですが、、、)
そんな中で最初に教える言葉の概念として
お勧めなのは目や耳などの「顔のパーツ」の言葉。
どの子供も結構食い入るように見てくれるというか
リアクションがありお勧めです。
2歳−8歳:
目に見える言葉の概念が中心。山や川、湖と海の違い。
今の時代はスマホがあるので目に見える概念なら
スマホで何でも教えられるというとても便利な時代です。
スマホのアプリでは単語カードみたいなものも
ありこういうのを使うと便利。
9歳−10歳以降 :いわゆる子供が
オタマジャクシからカエルという生体に変化する、
つまり大人の階段の入り口に立つ時期。
目に見えない言葉や抽象度が高い概念理解が
できるようになってくる時期で
4年−5年ぐらいになると教科書の難易度もグッと
抽象的な表現や話が出てくる印象。
(オモチャ遊びがなぜ良いかという話)
これらの概念を増やすのに、絵本を読むという
のはよく言われる方法かもしれませんが個人的には
それ以外だとオモチャ遊びを通して学ぶ概念は
とても有益な気がします。
特にオモチャ好きは女性より男性の方が数段多い
と思いますのでもしこれを読んでいる人が
父親側ならオモチャを使うのは結構お勧め。
下記のオモチャなどは我が家の子供と遊びながらも
様々な「概念」を増やしてあげることができたもので
面白いのではないかなと。
1)トミカのミニカー
海外に住んでいる男子ならまずトミカ。
ミニカーはどの国でも売られていますがトミカの
商品は細部のディテールのこだわりがいいのと車だけでなく
バス、建設車両はもちろん戦車、ディズニーやキティなど
キャラクター商品とのコラボ車など種類がかなり豊富。
あと、細かいですけど消防車のハシゴの部分とか海外のミニカーは
1週間ぐらいでこの辺がすぐ壊れるけど日本のトミカは
小さい子が遊んで投げたりしても少々のことでは
壊れにくいという頑丈さも◎
日本なら「プラレール」なども男子は電車好きな子が
多いので電車関係の日本語を(線路、踏切、新幹線、汽車、
特急、洗車場 etc) 覚えるのに良いと思います。
2)レゴ
時代を超えてレゴBlock は面白い。
一度作ってからバラしてオリジナルのものを何度も
作れるますし大人でもはまるのでおすすめ。
ただレゴの一つだけ問題なのは価格が高いこと。
個人的にオススメなのはレゴと全く同じの他のブランドの
ブロック系おもちゃで価格がレゴの半額ぐらい買えるのでおすすめ。
例えばアメリカなどのアマゾンなら
ENJBRICK , ZM Block , 女の子ならHOGO KIDS, Qman Building
などこれ以外にも様々なレゴに類似したものが
売られていてどれもレゴの半額ぐらいで
クオリティも高いものが買えます。
3)公文の世界地図パズル
世界地図的なパズルは色々なものが売ってますがこれは
国境ごとに細く正確な国ピースになっているのでお勧め。
数ある世界地図パズルで「国境ごとのピース」を実現させている
パズルは自分が知る限り日本ではこれだけです。
何回もやっていると子供が国の名前や位置を真綿が水を
吸収するように覚えていきます。自分もこれを
子供と遊びながら今まであまり把握していなかった
アフリカの細かい国の位置をかなり学ぶことができましたし
親もかなり楽しめます。
小さい時から世界地図に触れていると
1)東西南北、2)北極、南極、3)北半球、南半球、
4)赤道、5)ヨーロッパや南アフリカなどの地域的なもの
なども一緒に概念とそれに付随する
日本語が覚えられます。
子供が住んでいる国の外側に広がっている
「世界」の概念が作られる
↓
その後、世界の更に外側にある「地球」の概念が手に入り、
↓
地球の概念が手に入ることで、
太陽と地球の公転、自転の関係、その他の星の関係
など、「地球の外側の世界」へと広がり更に抽象度が
高い概念が理解できるようになります。
世界地図の概念がない状態で、いきなり太陽とか
地球がどうとか言われても「はっ??」という
ことになりますし
順番的には抽象度が低い言葉を覚えて
いき、徐々に抽象度の高い概念を覚えた方が
やりやすいのではと。
4)人生ゲーム
人生ゲームがお勧めというと人生を学ぶのにイイみたいな
イメージを持ちがちですがそれとは関係なく
給料、職業、出世、借金、破産など人生にまつわる
目には見えない言語と概念が想像以上に多く
含まれているのでそれらの概念や
それに伴う日本語をまとめて学べるのでお勧めです。
日本で育ち日本語を覚える、というのは当たり前すぎるので
なかなかイメージしづらいですが、
目には見えない概念的な言葉の意味や日本語を海外に住んで
子供に教えるというのは経験上
すごく難易度が高いです。
例えば「りんご」という日本語を教えたい場合、りんごを見せれば
見たままですので一発で分かりますが、「人生」という日本語を
教えようと思うと「じんせいって何?」と聞かれてまず
その意味的なことから教えないといけませんので
とても難しいのです。
じゃあ「人生」の意味を頑張って教えようとか思っても
その前提として「生きる」「死ぬ」
「生まれる」「子供、大人」とかそのあたりの
日本語をまず教えないと、みたいになり
もう訳が分からず大変です。
ただこういうボードゲーム を通すと一発で覚えていきます。
後、もう一つ良いのはゲームの中で銀行役をやると
お金を計算して皆に配らないといけないので
千から1万円単位の大きな数字の計算に
慣れてくるので2重におすすめ。
6)桃太郎電鉄
「桃鉄」は小学生クラスターぐらいならかなりお勧めのゲーム。
1千万ー1億単位のお金の計算をするので上記の人生ゲーム
より更に1桁上の数字の計算に慣れてくる。
また海外在住の場合は日本の都道府県を社会などの授業で
覚える機会がありませんが桃鉄は日本全国を回るボードゲーム なので
ゲームをしながら、都道府県の地名をどんどん覚えれるだけでなく
更に県庁所在地の名前なども覚えられるというダブルメリットが。





