いつの間にか今年も3月で日本の暦では年度末。

年度が変わるので子供のために文部省が配布する日本の教科書

がどうの、という話を聞いて「いつの間にかもうすぐ

4月か」と。

コロナ禍で2年が過ぎてその間に上の子供も小学生になっていたり

時の早さを感じます。

ちなみに海外在住でも日本国籍を持つ全ての子供は憲法4条の

義務教育の条項にあたるので教科書などが在住国の日本大使館から

配布されるため図工や道徳、の教科書とかまで

送られてきて懐かしさにテンションが上がったりします。

 

「道徳」という授業があると良くも悪くも教育というのは

一種の洗脳だなと実感したりします。

ジェームズ・クラベルの短編小説である「23分間の奇跡」という

本があるのをご存知でしょうか。これは多くの日本の教育に携わる有識者層に

たくさんの問いを投げかけた小説として時代を超えても

なお語り継がれています。

100ページほどの短い小説ですが読み始めると多くの大人が引き込まれ

る流れるようなストーリーで子供教育の中での洗脳の世界感を

没頭できます。

多分これを読んだ全ての人が最後には「ジョ、ジョ、ジョニー君!、

君もか〜」となって読み終えるのではと。

 

 

少しこの話と関係しますが

1年ぐらい前から、娘が口癖でよく言うようになったのが

 

「失敗してもいいからチャレンジすることが大事」

「チャレンジしてみないと分からない」

などのポジティブな言葉。

 

娘が通う小学校のクラスの担任が生徒たちによく言う言葉のようで

影響を受けているのだと思います。

とても良い影響を与えてくれて親としてはとても感謝しています。

 

子供の時に先生や周囲の大人に言われる言葉は影響力を持ち、その後

終生までの自分の価値観にも影響するので良い言葉をプレゼントして

いきたいものです。

 

 

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ティナ・シーリグ著 

「スタンフォード大学集中講義、私が20歳の時に知っておきたかったこと」

より

 

じつは、わたしたち自身も、大抵は他人に促される格好でたくさんの

ルールを自分で決めています。

自分に何ができそうかを考えるときにも、

自然と自分に枠をはめています。

いつの間にか人は自分自身を何かしらのルールに当てはめていて、

それが自分自身の限界と捉えるようになって

しまっているものなのです。

自らが頭の中で決めてしまったこの限界は、社会のルールよりも

はるかに強制力が強く厄介なものです。

 

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