最近、子供に「ひろしまのピカ」という絵本を読んであげました。

1945年の8月6日、世界で最初に原子爆弾「リトルボーイ」が

落とされた広島の話を絵本にしたものですが絵がリアルで

なかなか子供には衝撃的だったようですが戦争の恐さを次世代に伝える

には良い絵本だなと。

 

平成の最後の年の12月は日本に滞在していました。年末という

雰囲気だけでなく、電車の吊り広告や看板でも平成の最後の

月という、時代を惜しむようにな広告が溢れている、

まさに日本の時代の変わり目という雰囲気でしたが、

そのような中で一番印象的だったのは天皇陛下が記者会見された中で

「平成という時代が戦争のない時代で終わろうとしていることに

心から安堵している」というお言葉でした。

 

一瞬涙ぐんで話したあの会見が印象に残った人も多いのではと

思いますが当時の側近だった侍従長の方も「あの ”安堵” という

言葉の中に80年分の思いが全て込められているように見えた」と。

確かに重い言葉でしたし、あの会見を見た時に子供には広島の体験を

伝えておこうと思ったりしました。

 

昭和、大正、明治、江戸、xxxと遡っても

日本で戦争のない時代は皆無なのですよね。そう考えると平成

という「平和な時代がいかに特殊な時代か」が分かると思います。

 

 

絵本の中で出てくる

広島で毎年8月6日に行われるという灯籠流し。これもいつか

子供を連れていき見せてあげたいなと。

 

 

 

幻想的。

 

 

 

 

 

 

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