子供が通う小学校でリモートクラスが始まっています。

彼らはマーケターが名指しする所の、

ミレニアル世代から下のZ世代、その更に下のいわゆる

「アフターコロナ世代」になるのでしょうが、物心ついた頃から

リモートクラスに違和感がなくなる世代なのだろうなと、

見ていて思います。

 

最近日本のニュースである私立学校がオンライン授業を開始したことが

ニュースで流れていたのですが、これは言い換えれば、まだ

日本の教育現場がリモートクラスになかなか舵を切ってないことを

意味します。

 

ドミニカ共和国など海外の多くの教育現場がかなり早期にリモートクラスを

一斉に開始している現場を見ていると日本のリモートクラスの遅れが

疑問視されています。教員のITスキルの向上が必要とも言われていますが

ZOOMを使用した授業などはITスキルというほどでもなく

操作は覚えてしまえばとても簡単です。

 

子供が朝に「ZOOMつけてー」とか「今日のクラスのID はxxx」とか

英語の授業で分からない単語があれば授業中にAmazon エコーに

話しかけて確認しているのを見ていると

子供の適応能力の高さに驚かされる。WHOの事務局長が

アフターコロナのあとに元の世界に戻ることはないという発言が

ネットでバズりましたが、元の「良い世界に」戻らないという

意味ではなく、今とは違う常識が生まれる世界になるという

ことなのかなと。

 

特に5Gが登場する今年から来年にかけては

リモートでの仕事とオンライン授業やオンラインの

エンターテイメント、音声や動画を使ったサービスなどは

飛躍的に増えていき新たな常識を作るのではと。

画面遅延のバッファもなくなるし、動画再生は

スマホでもギガ制限がなく毎月無料で無制限に見れる時代で

そうなると人が情報獲得する際は文字ではなく動画ファースト

になるのは必須。

 

子供の世代は我々が望むようないわゆる今の大人世代から

見た時の「コミュニケーション能力」や「社会性の能力」

は獲得しないのではと見ています。

ただ一方で我々が未だ知らない、もしくは

我々の常識で言う所のコミュニケーション能力ではない異なる

やり方のコミュニケーション能力や、異なる社会性アプローチを

獲得していくはずで、その際に自分がもし彼らの世代を

理解できないことがあっても彼らを否定する側に回らない

ように親として気をつけないといけないなと考えたりもします。

 

もし学校の試験でスマホ持ち込み可能で、試験中に検索しても

構わないという試験が増えたら、、、かなりのゲームチェンジャー

になるというか現在のいわゆる「優秀さ」の定義は

根本から変わりますよね。親もあわてて子供にスマホを持たせる

ことになると思います、逆に「あれ、xx才なのにまだスマホ使えないの」

みたいになる可能性も出てくるわけです。

でもこれってミネルバ大学ではすでにスマホなしで行うような

テストはしてないですし、日本でも下記のような動きもあり。

http://agora-web.jp/archives/2029711.html

 

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/03/news089.html

 

https://news.livedoor.com/article/detail/16042184/

 

学校の授業の内容というのは江戸の時代から

社会要請により内容は決まるというのが歴史的な動きですが

今の現実の社会は、正解がすでにあるものは

もはやスマホを見ればわかる時代、

そうではなく正解のない、本来の「問題」(現実社会の問題の

多くは正解がないので「問題」と言われる)に向き合う力が

要求されるのかなと。

 

 

 

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歴史的に見てペスト病がルネサンスを生んだように

コロナウィルスがITリテラシーを高め、政治に対する

関心を高め、きっとコロナ後の世界は新しい世界

を招来すると信じています

 

「ライフネット生命」創業者、

現立命館アジア太平洋大学学長

出口治明

 

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