イチローの引退会見、動画フルで見てましたが良かった。
「平成」が変わると共に一つの時代がまた終わったような気になりました。

いくつか印象に残った言葉がありましたがその中の一つは
次世代の子供達に伝えた言葉として、

「自分が夢中になれるもの、熱中できるものを早く見つけて欲しい、
それが見つかれば、それに向かって自分のエネルギーを注げるので
そういうものを早く見つけて欲しい、。それが見つかれば自分の前に立ちはだかる
壁があってもそれに向かっていける。それが見つからないと壁があると
諦めてしまうと思う。自分がむくかむかないかよりも自分が夢中になれるものを
見つけて欲しいと思います」

子供を見ていて思うのが夢中になれるものは全く飽きずに何度でも繰り返して
やっています。純粋にそれが「すごいなぁ、飽きないなぁ」と思いながら見ていますが、
大人になるとなぜかこういう子供の時の気持ちを忘れてしまうもの。

産業時代、いわゆる「フランス革命以降の近代」から少し前の時代まで
教育機関は「バランスの良い子」を育てるように
なっていきました。この時代は雇われること、できるだけ長く雇われること
がマジョリティーを形成した時代だからそのスペックにあった人が「社会から」
求められたからです。教育は社会の要請で決まるので社会が変化した場合は
当然変わる必要があります。
これからはバランスは悪いけど、何かは突き抜けている、こういう
人が求められていくのかなぁとか。

親が子供にしてあげることはそんなにはない、ましてや今の時代は
変化が激しく自分の時代に通用したものはことごとく通用しなくなる
可能性が高い中で逆に子供世代から学ぶことの方が実は多かったりもします。

「雇われること=仕事」というフランス革命以降の産業化の
時代が終わろうとしている中で急速な時代の変化がおきている、
特に2017年ぐらい以降はSNS界隈などでを中心に大きな時代の変化を感じましたが、
こういう時代に自分が子供にしてあげれるささやかなことが
あるとすれば夢中になれるものを探す手伝いができる
ぐらいかなと思ったりします。



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イチロー、引退会見より

「人より頑張ることなんて、とてもできないんですよね、
あくまでも"秤"(はかり) は自分の中にある。それで自分なりにその
"秤" を使いながら、自分の限界を見ながら、ちょっと越えていく、
ということを繰り返していく。そうするといつの日か、こんな自分に
なっているんだ。っていう状態になって。だから少しづつの積み重ね、
それでしか自分を越えていけないと思うんですよね。」


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