
最近、子供によく読んであげている本が「オズの魔法使い」
子供の絵本ではかなり定番ですが
子供の時には普通にただ読んでいたあのドロシーの大冒険の
物語も大人になってからこの絵本を読むと全然違う視点で見れたりして
面白いです。
このオズの魔法使いは実はアメリカの金本位制を巡る経済政策を比喩的に
表現した絵本であり、有名な主人公ドロシーという名前はアメリカの通貨「ドル」
のことを意味していたりします。
オズの魔法使いである「オズ」も金本位制を巡る論争の中で、
金の単位「Oz オンス」を意味しています。
そうやってみていくとこの絵本の内容がまさに金本位制や経済政策を巡る
絵本の著者の意見がそのままこの絵本に反映されている物語で
とてもよく出来ているなと思ったりして、面白いです。
例えば
- トト:禁酒党(Teetotalers)
- かかし:農民
- ブリキの木こり:工場労働者
- マンチキン:東部市民
- 臆病なライオン:1896年民主党大統領候補ブライアン
- 東の悪い魔女:第24代大統領クリーヴランド
- 西の悪い魔女:第25代大統領ウィリアム・マッキンリー
- 魔法使い:共和党議長マーク・ハナ
- 黄色いレンガ道:金本位体制
などを意味するそう。
(by wikipedia )