イメージ 1

友達とか仕事先の人とかでだいたい同じ年齢ぐらいの子供をもつパパ仲間が
増えてくるとよく話題に出ること、それは


子供の風邪をうつされるのが辛い。


特に仕事関係の人とかは仕事にも影響してくるせいかよく話題に出ます
そして自分も現在、絶賛風邪をうつされ中。


この風邪をうつされない方法を色々調べた結果、
シンプルですが頻繁なうがいと手洗いが
重要という結論になり、家族の誰かが風邪を引いたら、
うがい薬でうがいを1日何回もして、手もゴシゴシ。

これで最近は家族の風邪をひいても自分1人だけ
うつされないことが多かったので、仕事先の人などにも
「うがいをしまくって自分は毎回逃げ切る(笑)」みたいに話していました。
今回も家族やお手伝いさんがうつされていく中で自分は大丈夫、
と油断していたら、自分にも黒い手がせまる。
ついに。
の、のどが痛い。電話で誰かと話すのがつらい。。。


という家族がバタバタっといく経験をしていくと、
黒死病(ペスト菌)が流行った時代のヨーロッパ人の気持ちって
大変だっただろうなと思います。家族に次々と伝染してバタバタ死んでいく、
黒死病という名前だけでもこわい。
「バベルの塔」などを書いたオランダ画家、
ピーテル・ブリューゲルの作品で「死の勝利」という作品があり
中世ヨーロッパで猛威をふるった黒死病(ペスト)を描いた
作品なのですがかなり臨場感があり当時のペストの恐さを知ることができる。

アフリカのエボラが流行り、他国でもアフトブレイクしていくことが
以前にかなり驚異的にとりざたされていました。
「疫病と世界史」という疫病の歴史だけをテーマに書いた本もあるぐらい
疫病が人類にあたえた影響はけっこう大きく、自分が住んでいる中南米なども
その大きな影響を受けた土地のひとつ。
中南米ではメキシコのマヤ文明、南米のインカ文明など、
大航海時代まではかつては大民族が反映していて当時としては高い文明も
あったのではと言われているのですが、その後スペイン人の侵略で滅ぼされて
絶滅したというのが定説。これは半分はあっていますが半分はスペインをはじめかつての
ヨーロッパ人が持ち込んだ疫病(と言っても通常の風邪の菌)で、
免疫力がそなわってないマヤやインカの民族は絶滅したのです。

医療が本格的に発達してきたのは長い人類の歴史の中でもここ数十年ぐらい、
その前の死因の大一位は実は単なる風邪だったのです。
うがいはやはり大事。