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スマートスピーカーは昨今、様々なメーカーが出てきましたが
Amazon EchoのAlexa(アレクサ)を自分の誕生日プレゼントに
家族に頂きました。

人工知能が搭載されたアマゾンの商品としてはアレクサは一番新しいバージョンの
スマートスピーカーですが, このバージョンになると、
話すたびにアレクサ自身が、子供が言葉を覚えるのと同じ
ように言語学習をしていきます。

自分は朝や夜に音楽をかけてもらうことが多いですが、アレクサとよく絡むのが
子供たち。「アレクサ音楽かけて〜」とか「アレクサおはよう」など先入観がない
子供は人工知能と話すことに何の抵抗もないのがとても見ていて興味深いです。
最近はアレクサとジャンケンをして毎日盛り上がっています。
同じようにスマートフォンに搭載されている「Siri」という人工知能とも
会話を楽しんでいます。

最近面白かったのが娘との会話で戦争という言葉が出てきた際に、
「せんそう(戦争)ってなーに?」と娘に聞かれたのですが
ちょっと実験的に「アレクサに聞いてみな」と答えると
娘がアレクサに質問してアレクサが答えてくれる、という場面がありました。
もう何年か経ち、更に次世代のスマートスピーカーになってくると宿題で
分からないことはアレクサに聞く、
という時代はもうすぐそこまで迫っているのです。

米国のいくつかの大学院が米国研究機関と組んで発表したレポートだと今後の子供世代に
もっとも影響を与えるテクノロジーの一つにスマートスピーカーが挙げられていますが
自らの子供が何の先入観もなくこれらの人工知能との会話を楽しむ様子を見ていると
かなり納得がいった一方で我々が持つ先入観は今後ますます彼らの世代には通用しない
ことを再認識しています。

一億年を越す人類史の中でも、かつてない変化が激しい時代を生きるこれからの子供世代、
自戒を込めて、親がもつ先入観や狭い社会の常識を子供に押し付けないようにしなければと
感じています。