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来年の年明けから娘が幼稚園に通い始めるため
一度は見に行った方が良いと奥さんに促されて見学。
ドミニカの幼稚園、初めて来ましたがこんな感じというか
結構ちゃんとしている
これは絵とか書いたりする教室。迎えとか来ていた親御さんがいました。

自分が子供の頃に通っていた保育園より
全然施設がいいなぁとか思ったりしました。そこの保育園は18時まででしたが
私の家は共働きでしたので親が迎えに来るのが一番遅くて
18時ほぼギリギリまで残るのですがたまに仕事の都合で
遅れることがあったりして保育園の先生が困らせたこともあったとか。
おぼろげながら冬など外が暗くなり先生と自分2人で待っていて
「あぁ、来たわ来たわ」みたいな記憶がチラホラ。
もう一人スグル君という友達も両親が離婚して母親一人で育てていたためかいつも
遅くて2人でよく残って遊んでいたのですがそんなスグル君と
ちょっと前にFBで30年以上ぶりに会話するという奇跡が。
あのスグル君が家庭を持ちマイホームまで建てていたので
「おぉ、スグル君~、おぉ~」みたいな。
「時の流れって何かすごいな~、」とか純粋に思ってしまいました。

親になると共働きしながら毎日迎えまで来てくれた親には当然ながら
感謝するようになります。










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マシュマロボーイ達を見学。

数字の勉強をしていました。
日本の教育システムなどは記憶させたり
事務処理を効率よく行わせるのには今思うとすごくよく出来た内容だと
思ったりします。公文とかもそうですが
あまりあそこまでシステム的に煮詰めているのはない気がしますので。

こういうルールの中で子供たちは大体18歳ぐらいになるまでは
他の子供たちより「ほんの少し」いろいろできることが要求されるみたいな
世界にドップリ浸るのですが問題は20歳~23歳ぐらいを境に
ガラリと生きていくためのルールが変わってしまうことです。
そこで気付かずに学校システムの勝利の方程式のままを使いながら
世の中を生きていこうとしてしまうケースがかなり多いことで
外側の世界のルールは全く覚える機会もなく歳を重ねやすい構造に
なっている。(外側のルールや社会のシステム構造を学ぶ機会がない)

これって他の動物の世界ではない話で、
普通は子供の時に餌の取り方をちゃんと覚えてそのスキルで死ぬまで
使いながら生きていくのですが人間社会だけちょっと違うというか
子供の時に習うスキルが頑張って習っても突然
「この先から学習必要があるルールが変わります」みたいなことに
なるのが問題です。ややこしいのがその変化に両親も周りの友達も
気づかないどころか「その変更するルールを覚える」みたいな方向に行くと
「えっ、大丈夫?!」みたいな空気になるのでそこが最初の
分岐点になると思います。勇気を持って変化に対応できるかどうか。

だからと言って学校の勉強が無意味かというとそうでもないのです。
自分が見ている限りはやはり学校でそれなりの基礎教育を受けた人の方が
「外側のルール」ための学習でも学ぶのが早いという気がします。
特に考える力がついている、ついていないというのは見ていると
すごくその後の人生に影響を与える気がします。
別の言い方をすると「物事の解決力」と言い換えてもいいかもしれません。
学校で学ぶのはこの解決力をつける力を養うためでそれ以外の
大きな目的は現代社会の学校ではかなり希薄な気がします。

自分が見ていてビジネス上の頭の良さは特に上記の
解決力に優れている(=アイデアを出せる)、
人に与える力(物質的な事だけでなく精神的なものも含めて)
思考が柔軟、細かい識別能力を持っている、
相手の求めるものを見抜く観察眼、ミスを認める力、
結果に対する強力な執念(あきらめない)、
どこか明るいというかオープン(前向き)な性格、などなどです。

そして最後にもう一つ重要だと思うのは生きていくために必要なのは
自分を客観視して分析する力だと思います。
何の能力でもある天才は別ですが普通の人ができることというのは
かなり限られています。だから自分ができること、他社ができること、
得意なことなど、逆にこれはできない、などを客観的に理解して
その比較優位になるポジショニングをする能力であり本来は狩猟社会から農耕社会に
かけてどんな人間でもつきつけられた能力です。
集団の中で役割を果たせないとその人はその集団からその日の肉などを
食べさせてもらえないなどのペナルティを課せられたからです。
フリーで活躍していたり1年契約などで仕事をしているプロは
この感覚に優れている人がとても多い気がします。

自分はこのドミニカという島国に来て頼る人もおらず生き抜く必要が
あるという課題に直面した時にこの当たり前の能力に気づきましたが
学校の義務教育の中を見ていると実はこの能力が一番失われるなと
思う場面が多い。
それは学校という空間が協調性をあまりに求められたり、人と比較して
少し上を要求されるシステムなために逆を言えば他人と比較して
違うポジショニングを探さないといけないという能力というか思考を
完全に停止させてしまうことでそのまま社会に放り出された時に
大きな集団母体に属してそこで学校システムと同じように
生きることしかできない人ばかりを生み出しているからです。


実はこの義務教育のシステム事態も伝統とかだからとか何にも関係なく
戦中から戦後に作られたすごく最近のシステムです。理由は簡単で
軍隊に入れた際に言うこと聞かせるというのが目的。
また戦後は戦争で失った人材難のために財閥企業から政府に要請があり
企業に入った際に従順な思考を持つ人間を生み出すようなシステムの
教育にして欲しいというのが目的ですがそれを惰性のまま
変更せずに今まできてしまっている。
だから社会に出て生きれるための教育とはかけ離れてしまっている。
こういうのはちょっと調べればいくらでも文献が出てくるはずです。













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最近、週末になるとしょっちゅう娘と2人で出かけます。
奥さんが病気がちで床に伏しているため負担をかけないように
週末に休ませるために2人で出かけることが増えましたが
いろいろ反応する年頃になり自分の中でも面白くて
よく一緒に出かける遊び相手にみたいな感覚になっている。(笑)
半日以上一緒にいると子供のこともよく分かってきてというか
「こういう時はこうして欲しいってことかな」とか
すぐ分かるようになりこれも慣れてくると楽しいものです。








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