
この日は少し後退をしかけていた南米のボリビア事業を大きく建て直し、
逆に躍進する波を作り出した社員を月間MVPとして
夕食に招待。
月に1度はこのような社員との交流を作るようにしています。
逆に躍進する波を作り出した社員を月間MVPとして
夕食に招待。
月に1度はこのような社員との交流を作るようにしています。
活躍した社員への貢献ももちろんありますが
それ以外でも月に1度は普段の場所から移動して
こういう話す時間を設けています。
いくつか理由がありますがまずは現在の悩み、考えなどを聞きだすこと。
地方から来ており家族と離れている場合は生活環境がうまくいっているか、
引越し先に問題がないかなども確認します。
それ以外でも月に1度は普段の場所から移動して
こういう話す時間を設けています。
いくつか理由がありますがまずは現在の悩み、考えなどを聞きだすこと。
地方から来ており家族と離れている場合は生活環境がうまくいっているか、
引越し先に問題がないかなども確認します。
それ以外にこのような場を設けているのは普段の実務を通してでは
なかなか伝えることができない社内文化の浸透、そして学校では教わらないが
自分なりの経験から社会に出たら早く学んで欲しいことを伝えています。
なかなか伝えることができない社内文化の浸透、そして学校では教わらないが
自分なりの経験から社会に出たら早く学んで欲しいことを伝えています。
ビジネスの実務やテクニック的な話は普段の仕事を通して学ぶ機会が
ありますが最初の人間としての土台作りなどが何よりも重要です。
自分なりのマネージャーとしての経験を積む中で「今現在」自分なりに
考えていることは土台つくりを1年-2年をかけて作ってもらうことの
重要さです。
(「今現在」と書いたのは自分自身もプレーヤーからマネージャー業としても
高い結果を出して生きたいという中でまだまだ自分自身がマネージャー業を
学ぶ余地がかなりあるからです。
この分野は現在かなり貪欲に学んでいることのひとつです。
自分の年齢から考えてもまだ先が長いですし、この先視点がまた変わり
考え方も変わる可能性がありますし、変わるべき部分でもあると考えています)
ありますが最初の人間としての土台作りなどが何よりも重要です。
自分なりのマネージャーとしての経験を積む中で「今現在」自分なりに
考えていることは土台つくりを1年-2年をかけて作ってもらうことの
重要さです。
(「今現在」と書いたのは自分自身もプレーヤーからマネージャー業としても
高い結果を出して生きたいという中でまだまだ自分自身がマネージャー業を
学ぶ余地がかなりあるからです。
この分野は現在かなり貪欲に学んでいることのひとつです。
自分の年齢から考えてもまだ先が長いですし、この先視点がまた変わり
考え方も変わる可能性がありますし、変わるべき部分でもあると考えています)
土台つくりが重要としたのは
人としての土台が人間としての「感性」を生むからです。この「感性」が
ビジネス(だけではないですが。何事にも)では非常に重要で
話していても感性がしっかりしている人間は吸収力が違いますし
表情にもハッキリと出ます。日々の業務での成長スピードが違ってきますし
相手がドミニカ人でも同じです。
人としての土台が人間としての「感性」を生むからです。この「感性」が
ビジネス(だけではないですが。何事にも)では非常に重要で
話していても感性がしっかりしている人間は吸収力が違いますし
表情にもハッキリと出ます。日々の業務での成長スピードが違ってきますし
相手がドミニカ人でも同じです。
上記の食事会以外でも毎月1回定例会を行い上記の話をしますが
テーマは複数になることもあります。
会の前にはきちんとしたレポート用紙に印刷も
して配布するのでちょっと大変ですが
今のところは大きな柱をまず書いて、その下に詳細を書いていくという
感じです。
テーマは複数になることもあります。
会の前にはきちんとしたレポート用紙に印刷も
して配布するのでちょっと大変ですが
今のところは大きな柱をまず書いて、その下に詳細を書いていくという
感じです。
たとえばですが下記は今まで会で話してきたほんの一部ですが
1)人生と仕事、双方の目的を持つこと。
目的やターゲットをかなり明確に発表してもらっています。
年初の場合はその年の目的も皆の前でアナウンスをするという
感じです。
目的やターゲットをかなり明確に発表してもらっています。
年初の場合はその年の目的も皆の前でアナウンスをするという
感じです。
仕事のターゲットをプレゼンするのはもちろんですが
仕事以外の目的も考えてもらいます。
人生は有限ですが気づくとその中のほとんどを流れで
過ごしがちです。朝起きて歯を磨き、朝食をとり、出勤をする。
帰宅して夕食を食べてテレビを見て寝る。
一旦この流れを作ると習慣を変えるのは意識しないと難しい
という話をしました。
例えばですが仮に「母親にプレゼントを買いたい。でもお金がない」と
なったら買うためにはまずこの習慣の罠から脱することを
考える必要がある。朝起きて歯を磨く前に車のWeb.のオークション
サイトを見て掘り出し物を見つける習慣をつける、
貯金をしてみるのもいい。
そうすると上記の流れが今までと一つ変わるわけです。
この変化の繰り返しが長い人生ではとても重要な意味を持ちます。
自分の人生のコントロールというか舵取りが始まるわけです。
仕事以外の目的も考えてもらいます。
人生は有限ですが気づくとその中のほとんどを流れで
過ごしがちです。朝起きて歯を磨き、朝食をとり、出勤をする。
帰宅して夕食を食べてテレビを見て寝る。
一旦この流れを作ると習慣を変えるのは意識しないと難しい
という話をしました。
例えばですが仮に「母親にプレゼントを買いたい。でもお金がない」と
なったら買うためにはまずこの習慣の罠から脱することを
考える必要がある。朝起きて歯を磨く前に車のWeb.のオークション
サイトを見て掘り出し物を見つける習慣をつける、
貯金をしてみるのもいい。
そうすると上記の流れが今までと一つ変わるわけです。
この変化の繰り返しが長い人生ではとても重要な意味を持ちます。
自分の人生のコントロールというか舵取りが始まるわけです。
ドミニカ人は特に先のことを考えないイメージが強いですが
これは全員が全員そうではないですが今までの人生でそういう
話を聞くきっかけがなかったりそもそもそんな先のことを
考えないといけない、という発想がないケースもあります。
これは全員が全員そうではないですが今までの人生でそういう
話を聞くきっかけがなかったりそもそもそんな先のことを
考えないといけない、という発想がないケースもあります。
これを会で伝えました所、あるドミニカ人の社員から
「日本人はそういう
ことを考えるのだろうけどドミニカでは誰もそんな話をしない
から知らなかった」と言われましたが
それは違うよ、と明確に否定して「日本人でもアメリカ人でも
できない人はかなり多い。国は関係ないよ。自分の生まれた
日本でも一生自分の待遇に
愚痴を話して過ごす、それでも習慣を変える努力はしない、
そしていつか運の責任にしたりとかそういう人はとても
多いんだよ」と
話すと皆、不思議そうな顔をします。(笑)
そこで「意識を変えないと駄目だから
明日からでもやってみたらよい、継続すると自分の
人生をコントロールできるようになる」
と伝えました。
「日本人はそういう
ことを考えるのだろうけどドミニカでは誰もそんな話をしない
から知らなかった」と言われましたが
それは違うよ、と明確に否定して「日本人でもアメリカ人でも
できない人はかなり多い。国は関係ないよ。自分の生まれた
日本でも一生自分の待遇に
愚痴を話して過ごす、それでも習慣を変える努力はしない、
そしていつか運の責任にしたりとかそういう人はとても
多いんだよ」と
話すと皆、不思議そうな顔をします。(笑)
そこで「意識を変えないと駄目だから
明日からでもやってみたらよい、継続すると自分の
人生をコントロールできるようになる」
と伝えました。
実は弊社では朝に遅刻をしてくるドミニカ社員が皆無です。
自分は社員に口うるさく遅刻を指摘することはまずないのですが
(朝方にそんなエネルギーを割いている時間がないので)
遅刻をする人間がいないというのは
ドミニカの習慣を知っている人にとってはとても不思議に思う
かもしれませんがこの月1の会議がかなり効果が出ていると
実感します。
自分は社員に口うるさく遅刻を指摘することはまずないのですが
(朝方にそんなエネルギーを割いている時間がないので)
遅刻をする人間がいないというのは
ドミニカの習慣を知っている人にとってはとても不思議に思う
かもしれませんがこの月1の会議がかなり効果が出ていると
実感します。
以前は遅刻をよくする社員がいました。ただその子にも
「遅刻があるのは人生をコントロールできていない証拠だから
人に指摘されるのではなく自分で自分を管理してみるといいよ、机の前に
リストを作り朝出社して
遅刻した場合は記入する、そして何故遅れたのか
分析も一緒に書くとか工夫するとよい」と伝えると
次の日からはピタリと遅刻がなくなりました。
「遅刻があるのは人生をコントロールできていない証拠だから
人に指摘されるのではなく自分で自分を管理してみるといいよ、机の前に
リストを作り朝出社して
遅刻した場合は記入する、そして何故遅れたのか
分析も一緒に書くとか工夫するとよい」と伝えると
次の日からはピタリと遅刻がなくなりました。
自分は特にドミニカに来た頃の20代は下記のような話をしてしまった
ことがあるのですが一番よくある失敗は
「日本の習慣を正論のごとく振りかざしてしまうこと」です。
「日本の習慣は遅刻をしてはだめ」とか話しても次の日ぐらいは
効果があるでしょうがまず長く続きません。
「正論」というのは実は普遍的なものだと思い勝ちですが
ここがそもそもの間違いで正論はその人の立場でかなり変わって
しまうものです。立場が変われば正論も違う正論にすり変わります。
(泥棒ですら自分の正論を持つ)
政治などはその一番良い例ではないでしょうか。
ことがあるのですが一番よくある失敗は
「日本の習慣を正論のごとく振りかざしてしまうこと」です。
「日本の習慣は遅刻をしてはだめ」とか話しても次の日ぐらいは
効果があるでしょうがまず長く続きません。
「正論」というのは実は普遍的なものだと思い勝ちですが
ここがそもそもの間違いで正論はその人の立場でかなり変わって
しまうものです。立場が変われば正論も違う正論にすり変わります。
(泥棒ですら自分の正論を持つ)
政治などはその一番良い例ではないでしょうか。
失敗した理由は上記のように
相手の目線ではなく自分の目線(日本人のやり方にあわせろ
というような自分目線)で話したからだと
反省していますがこれで当時のマネジメントは根本的にはうまく
いきませんでした。
相手の目線ではなく自分の目線(日本人のやり方にあわせろ
というような自分目線)で話したからだと
反省していますがこれで当時のマネジメントは根本的にはうまく
いきませんでした。
2)自分なりの解決策や意見を提示する努力をすること
自分もそうでしたが会社に入り、新人の頃に少し仕事を覚えてきた
段階で上司に「報告をしてくるときは単に報告するだけでなく
自分の意見を伝えて欲しい」
と言われた経験はないでしょうか。
段階で上司に「報告をしてくるときは単に報告するだけでなく
自分の意見を伝えて欲しい」
と言われた経験はないでしょうか。
現場と一番近く接している社員がその肌感触を元に意見が
言えるようになると上にいる人間は助かりますし
全体の舵取りを間違った方向にしない
ためにも重要です。
言えるようになると上にいる人間は助かりますし
全体の舵取りを間違った方向にしない
ためにも重要です。
それを教えていくために彼らに自分の意見や考えを報告と
共に伝えて欲しいと話していますがその根本的な理由を
下記のように説明しました。
共に伝えて欲しいと話していますがその根本的な理由を
下記のように説明しました。
まずビジネス上の仕事において学校の勉強とは決定的に異なることが
一つあります。
それはビジネスの世界では明確な答えが用意されてない
ケースが多々あるということです。
(上司の指示通り動くような指示待ちの社員(部下)が
問題視される昨今ですが特にビジネス上の環境の変化が激しく
その変化スピードが速い傾向が強くなっているからでは
ないでしょうか)
一つあります。
それはビジネスの世界では明確な答えが用意されてない
ケースが多々あるということです。
(上司の指示通り動くような指示待ちの社員(部下)が
問題視される昨今ですが特にビジネス上の環境の変化が激しく
その変化スピードが速い傾向が強くなっているからでは
ないでしょうか)
たとえば「上司の指示も正確な答えではなく正解のアプローチ方法として
一番近いと予想されるだけである」ことを伝えています。
そしてその「正解に近いアプローチを自分でも考える」ことを
業務上常に続けることがビジネス脳を鍛えることに
つながると話しました。
一番近いと予想されるだけである」ことを伝えています。
そしてその「正解に近いアプローチを自分でも考える」ことを
業務上常に続けることがビジネス脳を鍛えることに
つながると話しました。
答えがない世界で正解に一番近いであろう
答えを常に探し続ける力、そしてそこにコミットしていくことは
とても大事であると
重点的に繰り返し説明した記憶があります。
答えを常に探し続ける力、そしてそこにコミットしていくことは
とても大事であると
重点的に繰り返し説明した記憶があります。
「Aが正解だと思うのでそのアプローチ方法でいこうと
思いますが」と言うのは実は勇気がいります。
というのは提案した以上はその結果に対して責任が出てくるからです。
雰囲気で話す出のはなくその明確な理由も持ち合わせる必要があります。
そうなると必然的に情報力も必要になります。
社員にも提案と責任は常にセットであることを伝えて
だからこそ大変だけどそこから逃げないで
仕事をすることの大切さを伝えています。
思いますが」と言うのは実は勇気がいります。
というのは提案した以上はその結果に対して責任が出てくるからです。
雰囲気で話す出のはなくその明確な理由も持ち合わせる必要があります。
そうなると必然的に情報力も必要になります。
社員にも提案と責任は常にセットであることを伝えて
だからこそ大変だけどそこから逃げないで
仕事をすることの大切さを伝えています。
これらの定例会議や食事会はなるべく中身のある話をして
彼らにとってもできるだけ為になる時間になるよう
自分自身でも配布するレポートの中身も毎月イチから考える
ために実は毎月かなりプレッシャーがかかりますし、
終了した後、ちょっと疲れるのですが
今の所はかなり成功している気がします。
直近の定例会ではまた様々な話をしたのですがその後で
ある社員に「今日は本当にありがとうございました」
と何度も言われたり、
別の食事会の後で「自分の亡くなった父親が昔同じことを言っていた
のを思い出すことができました。今日言われたことは
2度と忘れないようにします」とか言われた
時はちょっとうれしかったです。
彼らにとってもできるだけ為になる時間になるよう
自分自身でも配布するレポートの中身も毎月イチから考える
ために実は毎月かなりプレッシャーがかかりますし、
終了した後、ちょっと疲れるのですが
今の所はかなり成功している気がします。
直近の定例会ではまた様々な話をしたのですがその後で
ある社員に「今日は本当にありがとうございました」
と何度も言われたり、
別の食事会の後で「自分の亡くなった父親が昔同じことを言っていた
のを思い出すことができました。今日言われたことは
2度と忘れないようにします」とか言われた
時はちょっとうれしかったです。
社内文化の育成や社員の土台作りというのは各人の
成長を促すことで最終的には
個人ではなくチーム全体での強さを育てることや
自分以上の能力を持つプレーヤーを輩出していくことを目標に
していますが
ただ毎回、変な期待というかハードルが上がっている気がしますので
最近は毎月テーマを考えるのがかなり大変です。。。。
成長を促すことで最終的には
個人ではなくチーム全体での強さを育てることや
自分以上の能力を持つプレーヤーを輩出していくことを目標に
していますが
ただ毎回、変な期待というかハードルが上がっている気がしますので
最近は毎月テーマを考えるのがかなり大変です。。。。
