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この前、突然ですが大学の後輩にコンタクトを
頂き就職相談らしきものを受けた。
その方は自分は面識がないのですが自分の後輩から紹介されてブログなど
定期的に見ていたとのことで自分が前に書いたある記事に非常に興味を
持ったよう。


ただ残念ながら自分は学生の頃に就職活動をした経験がありません!


特に興味も持っていなかったので彼の相談はかなり戸惑ったのですが
経験がないから感覚が分からないんですよね。。。何でわざわざ大学3年から
始めないといけないのか、とか自己分析うんぬんとか、就職人気企業ランキング
とかよくありましたよね。
根本的に「今、現時点で学生に人気の企業」に行っては駄目ではないかとは
個人的には思いますが。これは絶対。
株式や不動産が最高の値段がついている時にむらがりその後暴落の憂き目に
あう個人投資家と同じ発想です。
だから個人的には人気企業に行く=勝ち組の発想だけは捨てた方が良いとは思います。
これはちょっと「宗教の洗脳」に近いと思うので。

メールのやりとりだけだとこういう意見が受け入れる態勢のある方かわからないので
すごく話しづらいです。。。。
アドバイスは結構難しくて、大体誰でも悩みがある時でも「ある程度の方向性」
は実はけっこう決まっているものなのです。
ただその方向性に対して100%の確信があるわけではないから
後押ししてくれるようなアドバイスを求めていることが多いので
自分の考えがその後押しにならないと彼に申し訳ないので、、、
というわけでブログに書いてみます。



タイムリーですが前に書かせた頂いたドミニカの
Puerto Plataリゾートの権利を所有しておりニューヨークで事業を
やられている方が同じ大学の先輩でありますが
↓(過去記事参照)
http://blogs.yahoo.co.jp/skpanic/59835107.html

この方から前にリゾートでこの方から「カンブリア宮殿」という日本TVの
DVDを何枚か頂きました。
「カンブリア宮殿」は村上龍さんでおなじみの日本の経済人、経営者をゲストに
招いてトークする番組。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/index.html

結構このDVDが面白くて楽しく見させて頂いたのですが印象的だったのが
下記の会社。こういう会社に就職できれば今後の時代はまさに勝ち組みでしょう。

(メガネ21ツーワン)
http://www.two-one.co.jp/a21/


この会社ですが管理職がまずいない。そしてボーナスが破格の400万などで
有名な会社だとか。そして経常利益がなぜか5万円とかで不思議な会社として
特集されていました。

ただこの会社のポイントは会社の株を全社員に振り分けているということ。
一種のストックオプションでありこういうのはちょっとした企業でも会社員に
自社株を持たせてロイヤルティーを高めさせたり、自己資本を高める努力に使ったり
でよくある話しです。
ただこの会社の大きく異なる所は、内部留保(利益が出た場合にそのお金を金庫にとっておき
いざという時に備えるイメージ)をためずに会社員にボーナスとして400万とか500万を
払う。つまり会社員=株主なのでパーっと株主への配当金のような形で使う。
そして更にすごいのが会社員がいざという時、例えば新規店舗を展開するようなケースで
「100万とか200万を各自で出資するシステム」ができているところ。
もちろん会社の業績が悪くなればボーナス(株の配当金)もすぐに連動して減るし
容易にゼロにもなる。
新規事業に投資していた場合の利子も減る。(実際従来10%もの利子が去年は
経済危機の影響も受けて2%に落ち込んだらしい。その落ち込みも当然全社員が
同じリスクを負う)


管理職がいないのはインターネット時代で全てどの店舗でもネットで情報共有して
業務の全てを全員で管理できるからという話でしたが
管理職がいなくても回るのは当たり前で何より全員が「会社の株主=所有者」な
わけですから社員ではなくそれこそ経営者感覚で究極の当事者感覚を持って
毎日仕事ができるわけです。確かにこれならわざわざ人を管理する必要がありません。
そりゃぁ皆、必死に働きますよ。


そして「なるほど」と思ったのがどの社員も最終的に独立して新規のメガネ21店舗を
かまえることを目標にしている。自分でためた貯金と独立開業に足りない分を
誰かに出資してもらうという発想が「投資、出資、独立などの発想が彼らの現実の世界」
として当たり前に行われるのだからこれはすごい。まさに情報化時代に
適した会社である。この番組は反響もすごかったそうですがうなづけます。

ちなみに同社は社内恋愛(結婚)も奨励。社内恋愛や結婚のうわさがある
2人は意図的に同じ店舗に移動させるらしい。普通の会社と逆ですね。
同社の平本社長が言うには「社内恋愛、結婚までいけばそういう2人の多くは
独立してメガネ21の店舗をかまえるケースが多いんですよ、夫婦でやるのが
一番ですから。昔の農家みたいなものですよ、それをメガネ屋でやっているだけ」

”昔の農家みたいなものですよ、それをメガネ屋でやっているだけ”
には大笑いしましたが。


話をもとに戻しますが自分がこういう会社に入ることができれば「勝ち組」
と話したのはボーナスが多いからでも管理職がいないからでもありません。
自ら出資したり業務、資金の浮き沈みの全リスクをおったり
多くの社員が独立するのが当たり前の環境にいるのですからおそらく彼らの
中で普段、日常的に行われている会話は一般のサラリーマンとはかなり異なるはずです。
その会話は「産業時代の労働者階級」の会話とは異なり情報化時代の
雇われる側のモデルとして行われているはずです。
普段の日常会話でそういう話ができる環境に入ることが今後の勝ち組かなと。
言葉の持つ力は大きい。

↓(参考記事:言葉の持つ力)




就職に限らずこれからの時代のキーとなるのは
産業時代から情報時代への転換期でいかに情報時代にあった生き残り方を模索するか
ではないかと思う。
例えばあなたは普段の周りにいる人との会話の中で下記のどちらの言葉を多く
使っているだろうか。


(産業時代)
就職による安定
終身雇用、大企業
一つの職業
確定給付金(老後の責任を持つのは雇用者)
(確実な)社会保障
(確実な)高齢医療保険
年齢は資産=年功序列
勤務年数に基づく昇給



(情報時代)
本当の意味の経済安定(資産、投資、ビジネスを起こす)
フリーエージェント、雇用の流動
複数の職業を持つ(副業の奨励)
401K、確定拠出年金(老後の責任を持つのは各自)
(不確実な)社会保障
(不確実な)高齢者医療保険
年齢は負債
年齢と共の昇給は負債(最新の技術を持ち、より安い給料で働く
従業員を探す雇用者が増える時代になるから)




会社選びをするにあたりメガネ21のような会社は現時点では同社以外に
存在しない(もしかしたら存在しているかもしれませんがかなり稀少)なのは
理解していますが仮にどこかに就職しても常に上記を頭に入れて日々の業務で
どこを目指して仕事をしていくか方向性をみつめながら働くといいかもしれませんね。
日々の周囲の人間との会話でどちらの時代の言葉をより多く使用しているかも
意識して観察してみると良いと思う。
ただメガネ21と同じとまでは行かなくともこういう発想の会社は確実に
増えて行くでしょうね。

一番良いのはまだ何のリスクもない学生のうちに独立して何かビジネスを
してみることだと思いますが。
いくらでも失敗できるし、小さい資金から始めれば誰にも迷惑かけない
のだからうらやましい環境です。

(とつい話している時点でやはり就職相談には不向きだな。。。)



PS:ただ一つだけこのカンブリア宮殿ではこのメガネ21の平本社長が給料も
皆に多額のボーナスを配り終えた後でわずか19万円の給料をもらうという
社員にお金を儲けさせて自分はお金はいらない、、みたいなイメージで放映されて
いましたがこれは彼を美化しすぎていた感じはしたような。
実はこの平本社長の方法こそが合法的にお金持ちがお金を儲ける方法であることは
あまりこの番組の表面だけでは分からないと思う。
給料(ボーナス)明細の数字なんてこの平本社長にとってはどうでも良い数字のはずで
彼は「お金持ち」と言われる人のフィールドで一般とは異なるやり方で
自分の懐をうまく肥やしているのですが、もちろんテレビでそれを映してしまうと
彼の美化が崩れるので番組にならないからだと思いますが。。。。

でもこの番組が放映されて「平本社長って欲がない、偉い!」みたいな世間の
イメージなのだからやはり労働者は騙されて搾取される構造になっているよなぁ、と
かふと思ったりも。
ただ彼が欲が合っても悪いことではないですが。為念。それに彼は賢いと思うし
すごい人だなぁと思います。
実はこの番組を見終わった後で自分の頭の中でまた少しだけ「変化」みたいな
ものが起こりました。個人的にもすごく勉強になった。





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