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フリーゾーンという場所を知っていますか?日本ではあまりなじみがないですが
中東のドバイ、ラテン諸国は玄関口であるパナマなどのエリアは世界的に有名。
ラテンの国ではスペイン語でZona Franca ( ソナ・フランカ)と呼ばれる場所。

輸出目的の外資企業誘致のために作られたエリアでここの地域に
輸入される商品は輸入税、物品税、消費税、ドミニカならITBISの税金
など全て免除。税関の直轄エリアである同区に材料などを国外から輸入して再度工場生産
などをした後に他国に輸出するのが目的。

ドミニカ共和国にも多くの地域にこのフリーゾーンがあり大部分は繊維、服飾関係の工場。
主に中国から材料を仕入れてここの工場で服などを生産して米国を中心に再輸出している。
ただし近年は中国から直接に米国などへ服が輸出されるために競争に勝てなく
年々規模は縮小気味。ドミニカ共和国に外貨をもたらす手段の一つだっただけに
問題は深刻です。


ここのフリーゾーンの中を見学していると少数の資本家とその他多くの働いている人たちが
すぐに目につきます。
狭いエリアに入れられて単純作業を重ねる彼らを目にして何かを感じずにはいられない。
資本主義の側面がここではよく見える。

日本では最近になり小林多喜二の「蟹工船(カニコウセン)」という小説が脚光をあびている
と聞きますがこの本で書かれている内容は資本家と労働者の関係にスポットをあてています。
日本でも小泉改革以降は貧富の差は広がる一方、医療費、教育費、住居費も高くなる一方で
労働者の負担増大、先行きが厳しい状況でこの種の本が注目をあびていると考えられます。

「蟹工船」の本は自分も学生時代に読みましたが、個人的にこの種の本を読んだ人に
お勧めしたいのがマルクスの資本論。(原文は不可能なのできちんと略称した本ね。)
この本は個人的には人類の歴史の中でも名著ベスト10
に入るのではないかと思うぐらいすごい本だと思います。マルクスは19世紀のドイツ
経済学を代表する人ですが資本論はマルクスとエンゲルスの合作。
(マルクスの考えに惚れたエンゲルスが本を書き上げるために投資家として
マルクスをバックアップした。マルクス死去後にエンゲルスも資本論の続編を書いている)

資本論で書かれているのは資本家と労働者、雇うものと雇われるものとの関係としての
剰余価値といわれる物(搾取とかそういう話)だけではなく等価物交換から
始まるそもそものお金の役割、社会保障の問題から労働の生産基準まで
ちょっと経済の知識をかぶった人が書いている本の元は全てこの本から発展させた
ものではないかと思うぐらい多くのことが書かれている。

産業革命という時代背景もあったのだと思いますが19世紀のヨーロッパで
ここまでの内容を書いておりそれが時代を超えて普遍的な経済の原理原則として
読まれたり有識者に語り継がれていることがすごい。






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(株)リクルート / AB-ROADで
ドミニカ共和国、カリブ海のABガイドとして記事を書かせて
もらっています。
ブログでは書かれない観光情報等、内容が満載なのでぜひ


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