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昨年10月に大和生命が破綻したことによりその後、支援企業を決めるための
入札が来週から始まります。

被保険者の立場からすれば自分が加入している生命保険会社が破綻してしまうと
「自分が払っていたお金はどうなるのか」と心配になると思いますが
大抵は今回のように別の生命保険会社が仕事を引き継いだりするから
基本的には保険をそのまま続けることができる。今回だったら大和の支援企業として
米国のプルデンシャルなどが名乗りをあげているみたいです。

でも加入者にとっては自分が加入した保険会社が破綻などとなったら不安は
あるかと思います。またバブル時みたいに予定利率が高い時期に保険加入したとしても
今回のように他社が仕事を引き継いだ時点で予定利率は大抵下げられてしまうので
定期のようなかけ捨ての保険ならまだしも運用型の養老保険とか終身保険などだと
利率が下がるのはかなりのマイナス要因になる。

予定利率が引き下げられるわけは調べるとなるほどと思うのですが
基本的にはこの予定利率は銀行でいう固定金利みたいなものですが保険会社が今回の
ように破綻した場合は状況が異なるよう。そもそも生保などが何故破綻するのか
というと何らかの形の「逆ザヤ」が原因となる。今回の大和だと保有していた
有価証券が昨年の金融危機により暴落したことが一番の原因ですがその場合に
別の引き継いだ保険会社が再生させるにしても予定利率が高いままだと再生が
できないので引継ぐ条件として予定利率を引き下げたりということが
必要となるということらしい。
大和生命の場合も典型的にこのパターンで彼らが破綻した原因も高利回り商品の
保険加入者への利払いを維持するために高リスクな投資運用を進めてきた結果
のよう。(そのような状況下でサブプライムローンの影響を受ける)

ちなみに今後破綻しそうな生命保険会社かどうかなどを見極めるにはよく使われる指標としては
ソルベンシー・マージン比率などがあります。(支払い余力、資産などの合計をリスクの合計額
で割って200%をかけた数値)
株で言うところの当座比率の考えとやや似ていますがこの数値が200%以上あれば
安心ですよという意味。
ただ問題なのは大和は2008年始め時点ではこの比率が500%を超えていたのが
夏場以降の金融危機により大幅に下がり破綻直前は30%ほどしかなかったらしい。
運用を有価証券に偏らせていたという問題が大きいのかなとも思いますけど
分散投資していれば良いというものでもないだろうしここら辺の運用の仕方や指標の分析に
関して被保険者として新たな考え方が必要な時代になっているのかもしれませんね。

新たな考えは例えば保険会社の運用のやり方の詳細を開示したものを見せてもらえたり
ソルベンシー・マージンだけでなく有利子負債などを見ることにより被保険者が
より総合的に保険会社を選んでいけるというもの。ただ今、思いましたが逆にそれだと
保険会社のセールスマンの教育などのコストがあがったり更に保険が複雑化するかも
しれませんが。

でも保険の考え方は掛け捨て型はともかく運用型の考えは401kであったり
投資信託とコンセプトは同じだと思う。
次回あたりにそのことをもう少し書いてみようかなと。




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(株)リクルート / AB-ROADで
ドミニカ共和国、カリブ海のABガイドとして記事を書かせて
もらっています。
ブログでは書かれない観光情報等、内容が満載なのでぜひ


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