先日、友人に誘われてドミニカ共和国の日本大使館が主催する
文化交流に行きました。
文化交流として日本の映画をドミニカの人たちに見せるという内容で
会場に行くと日本人は少なくほとんど来ていたのはドミニカの人々。
映画は真田広之、宮沢りえなどが演じる「侍」という映画で
ベタと思うけどやっぱりこういうの外国の人は大好き。。。。

で、その映画なんですが
侍演じる真田の家は貧乏で幼い娘と年老いた母と小さなわら葺やねで暮らしている
というシチュエーションでこれまたベタでビックリしていた
のですがその中ですごく印象に残ったシーンがありました。

その映画の一シーンで最近になり生活のための
織物だけでなく論語の勉強も始めた娘役の子が主演の真田広之に
下記のように語りかけるシーンなんですが、

娘:「おっとう、最近将来のために論語の勉強もはじめた方がええって
センセ(先生)が言うんで始めたんだ」

真田:「それはええ、大事なことや」

娘 : 「でもなんで勉強って大事なの?生きていくために必要なの?」

うーん、「僕(私)はどうやって生まれたの?」と並んで
小・中学生の子を持つ親にとっては誰もが通る登竜門とも言えるこの質問。
その時、真田広之は

真田 : 「「勉強さすれば物事を考える力がつく。どんな状況になっても考える力さえあればそこから脱出する事ができるようになる。そのために勉強は大事だ」


考える力。これ本当にすごく大事と思う。
仕事なんかでも例えばミスをした時。以前に社内で提言したことがあったのですが
ミスをした時にそれを責めたりするのは止めて責める代わりに「なぜミスが起こったか、
知識不足からか、それともシステムが分かりづらいのか、それともコミュニケーション不足か」
など徹底的に原因を突き止めるのが大事ではないかと。
ミスというのは必ずするもの。逆に仕事で本当に重要な仕事であったりまた
新たな事に挑戦している担当者は必ずミスのリスクも隣り合わせと思う。だからミスを
したことがないなどという人間は逆に仕事ができない人間だと思う。
責めるのが実は一番楽でその代わりに原因を追究したりするのはすごくエネルギーが
いるもの。でもとても大事なことと思う。

自分もドミニカ共和国に赴任する前、仕事上で大きなミスを3つしたことがある。
その時はそれなりに苦労もしたが同時に学んだ教訓はこちらに来て客と交渉する時に
大きな武器となっているしその時の損失は今は10倍にしてちゃんと社長に
返した。(と思っている)

現代に生きる日本人。ミスをしてもそれを後で倍にして取り返すと
いうシタタカさがあってもいいのでは。
物事は1歩1歩進むのが正解ではなく下がることもある。
3歩進んで2歩下がり、また2歩下がった後でそこから4歩進むのが本当で
結果として前より前進しているというのが重要。
そこでベースとなるのは後退した時に「なぜ?どうして?またそうならないために
どうすればいいか?何が重要か?何が本質か?」と徹底的に考える力と思います。