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ジャマイカでレゲエのレコードを見たいと前から思っていたのですがついでなので
キングストンのタフ&ゴングというスタジオに来て見学。
ここはジャマイカでも有数のレコードスタジオ&工場。
もちろん日本からのアーティストが来ることも頻繁だそう。
実はカリブの某島で日本の超有名レゲエアーティストと小さいセスナで
共にしたことがあったのですが(その時は誰だかもちろん気づかず!!)
そのアーティストも月イチぐらいで来るそうです。
工場も見させてもらったのですが今日はスタジオを中心に写真を掲載。
スタジオは先日USAの50セント(HIP HOP)も来て
撮影したばかりだとか。さらに写真撮影は禁止でしたが中には
アーティストが歌った歌の音質を具体的に変えたりしている場所で
日本の某レゲエミュージシャンの音をちょうど変えている
所も見させてもらった。ブランクのCDにこの曲を落として
記念に売ってくれる(普通にはくれない所がジャマイカ!!)
というので買ってみた。

ついでにここでレゲエを紹介すると。
レゲエは60年代に生まれた曲でキングストンのスラムである
フレンチタウンが発祥の地!
ただしレゲエを有名にしたのはご存知ボブ・マーレー。70年代に
入り世界に広まりつつあったレゲエに「ラスタ」の精神を吹き込み
歌にして伝えたのが彼である。

「ラスタ」って本当によく聞くんだけど漠然としか今まで知りませんでした。
でも今回せっかくなのでジャマイカでいろんな人に聞いたりして
覚えたのですが昔の1930年代までさかのぼる。
マーカス・ガーベイという黒人の解放運動家、黒人の地位を向上させようと
動いた彼が「黒人は神によって救われる。いつか黒人の王が誕生するときに
アフリカを見よ」というメッセージと共に始まったのがラスタファリズムと言う精神。
では実際にアフリカの王が誕生したのかというとエチオピアで
1930年『ハイレ-・セラシェ』という初代エチオピア皇帝が、誕生します。
彼の子供の頃の名がラス・タファライ・マコネンであり語源はここにあるそうです。

ちなみにラスタカラーはエチオピアの国旗の赤、黄、緑からなるのは
有名。ジャマイカの色ではどちらかというとこっちのほうが国旗の色より
印象があるのではと思います。この色はそれぞれ血、太陽、自然を
あらわしている。

またラスタの精神は自然を大切にするゆえに自然食、菜食主義であり髪の毛も
生まれながらに切らずに伸ばすというドレッドの髪型もココから来る。
ボブ・マーリーの象徴であるドレッドもこのラスタファリズムによるもの。
先日記事にも書きましたが彼は菜食主義者なのもこのため。

まあ、それにしてもレゲエはほんと~~っにカリブ海によく似合う曲。
日本にいる時はボブ・マーリーぐらいしか聞かなかったけど
ヴァージン・アイランドとかセント・マーチンなどでレゲエが流れてくるのを
聞いてカリブののんびりとした海の情景と異常なぐらい合うので
感動!その後にとりあえずレゲエ聴きたい衝動にかなりかられた時期が
あってオムニバスを中心にプエルトリコやドミニカで買いまくった
思い出が。
ラスタというより自分の中ではレゲエ=カリブ海のための歌。