「牛(うし)」といえば、どんな動物を想像しますか?

白黒のホルスタインの乳牛か、真っ黒な黒毛和牛、茶色で小振りなお茶目なジャージーの子牛を思われる方もいるかもしれません。


狩猟民族から畜産業が盛んになったヨーロッパや英語圏の民族は牛にしても豚にしても、農耕漁業民族である日本とは語彙の成り立ちが違います。

日本語の場合、英語から翻訳したしたのでしょう、すべてが「~牛」と翻訳説明調になります。ピタリとはまる語彙がなかったからでしょう。


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Bovine:  牛科の動物

Cattle:   牛の総称  

Calf:    子牛   

Bull:    種牛(去勢していない雄牛)   

 Bullock:  去勢している雄牛   

Steer:   去勢雄牛(主に食用に去勢された若牛)  

Heifer:   雌の育成牛  

First calf Heifer: 初産牛(お産をしたけどまだ育成牛の分類になる)


日本語で「牛」を英語でなんと言うか?と問われると、やはり「Cow(カウ)」ではないでしょうか。


ここでやっとご存知の単語が出て来るのです。


Cow:   乳牛 (雌の成牛・・・・3産以上の雌牛をいう)


いかがですか?こんな具合です。

なかなかおもしろいでしょう?