宮崎の高鍋町のワクチン接種拒否農家の問題である。
同じ高鍋町の家畜改良事業団のエース級宮崎牛5頭が特例処置で隔離され保存された事は承知のとおりであるが、
民間でも国の検査に合格した種牛6頭を保有している民間農家が、事業団と同様に特例措置を求めてワクチン接種を拒否しているのだ。
ワクチン接種後、殺処分をするという国に方針を拒否しているのだ。
6日が執行の期限日であったが、東国原知事はどういう結論を出すのだろう。

NHKニュースによると、
東国原知事は、「今は、感染が急速に拡大する危機的な状況ではない。農家や国と協議して禍根が残らない形を探りたい」と述べ、農家の種牛を残す例外的な措置も含めて検討する考えを示し、
政府の現地対策本部の篠原農林水産副大臣は「悩ましいところはあるが、国の立場としては、勧告に従って粛々と処分してもらうしかない」と、

当然、遺伝子検査、抗体検査の陰性が条件である事はこの農家も認めていると把握していたが、西日本新聞の記事では、昨日の東国原知事の記者会見で「目視検査か抗体検査をするのか、ファジーだ」と、言っているそうだ。