宮崎市で新たな感染の疑いが出たのが4日午後9時半頃。翌5日の午前4時までには農場の16頭の牛全てが処分、埋却を終了したそうである。

その一報を東国原知事は、非常事態宣言後初めての県外出張の新幹線車中で、午後8時頃聞きいたそうだ。絶句したという。
急遽陸路帰県して、午前3時半から副知事等と対策会議を開いたそうだ。
こうした早い対応は大切なことだ。

隣の西都市では、6日に移動解除制限が出て、喜んだのは一部の地域。
というのは、新たに発生し宮崎市からの制限地域にかかる地域が広いので、新たな移動制限を受けることになったという。

こうした10キロ移動制限や20キロ搬出制限は伊達ではない。
糞尿の処理は終っていないから、ウイルスは生きているだろう。
ウイルスを媒介する可能性は人やトラックだけでなく、なにより、ネズミや蝿や鳥、野生動物など沢山残されている。
故にこうした新たな感染疑いが出る。

非常事態宣言一部解除でゆるむのではなく完全終息まで、徹底した処理を続ける必要がある。