宮崎県の東国原知事が口蹄疫の非常事態宣言を出して今日で丁度1ヶ月。
事態はまだ収まる見通しはない。

非常事態宣言は、宮崎県内の他地域に迷惑を及ぼさないよう
自発的にイベントや集会の自粛を求めたもので、結果としてイベントの中止は172件、延期は40件、、宿泊のキャンセルは18,000人にもなったそうだ。
宮崎県民のご苦労は大変であるが是非耐えていただきたい。

全国で、宮崎産の農畜産物の取扱に差別が出ている。
政府も風評被害を出さないよう協力を求めているが、火事場泥棒とも思える差別的商業主義は止めてもらいたい。
感染が拡大しないという積極的協力と不当表示をしない間接的協力を是非ともお願いしたい。
繰り返し言われているが、口蹄疫ウィルスは人には感染しない。
家畜に感染するから、それを抑えようとしているのだ。

忌忌しき発言は、宮崎県外の市町村で、宮崎県民が団体で利用する場合は断わることがあることを表明していることだ。
これはいけない。
感染防止の一部通行止めはやむをえない。消毒をして行ける別の道もある。
集会禁止。宮崎の人間は来てはいけないという人の往来の権利を侵害してはいけない。
ハンセン氏病にかつての差別があったようなものだ。