ブラック・フォン
アメリカのサイコスリラー映画。
スティーブン・キングの息子、ジョー・ヒル原作のホラー小説「黒電話」の映画化。
主演は、イーサン・ホーク。
あらすじ
コロラド州のある町で、子供の連続失踪事件が起きていた。
ある日、少年フィニーはマジシャンだという男に無理やり黒いバンに押し込められ、地下室に閉じ込められてしまった。
その部屋には鳴るはずのない黒電話があるが、
突如ベルが鳴り響き。。。
フィニーの妹グウェンは必死に兄の行方を探し始める。
犯人のモデルは、70年代に33人の青年や少年を殺害したジョン・ウェイン・ゲイシー。
ゲイシーのドキュメンタリーを見たことあるけど、
本当に恐ろしい。
映画の方は、頑張った子供たちに
怖い映画好きじゃないけど、伏線も回収できて、
なかなか面白いかな。。。
ザリガニの鳴くところ
アメリカのドラマ映画。
ディーリア・オーエンズの同名の小説が原作。
あらすじ
ノースカロライナ州の湿地帯で青年チェイスの死体が発見され、湿地帯に住むカイアが犯人として疑われた。
両親や兄弟に捨てられて一人で生き抜いてきたカイアと青年テイトの出会いがカイアを少しずつ変えていく。
法廷でカイアは自身の半生を振り返る。。。
これは小説がベストセラーだったので、待望の映画化だったらしいけど、ちょっと非現実的なストーリーだと思った。
孤独に耐えて一人で生きてきたカイアを応援しつつ、
事故だったのか?殺されたのか?無罪?有罪?が気になり最後まで飽きずに見たけど。。。
貝のネックレス、あんなところにあるとはね。。。
年老いたカイアが自分の母親(当時の姿で)が湿地帯に戻ってくるのを見て、子供に戻り「ママ〜」と叫ぶ。
ずっと待ってたんだよね。
このシーンが夢に出てきて、夢の中で泣いていた私、母を思う子の気持ちに弱い、すぐに泣いてしまう。
ボーはおそれている
「ミッドサマー」、「ヘレディタリー」で世界を震撼させたアリ・アスター監督と主演ホアキン・フェニックスがタッグを組んだアメリカのホラー(?)映画。
あらすじ
怪死した母の元へ帰省しようとするBeauが奇想天外な旅に巻き込まれていく姿を描いたスリラー。
悪夢の中に生きているとしか思えないBeau、
序盤のカオスなBeauの日常は面白かったんだけど、
179分これを見続けるのはちょっと辛かった。
不条理な展開が続くストーリー、どのように解釈すればよいのかはっきり言って分からない。
でももう一度見るのはキツイ。。。
グリーンブック
アメリカの伝記ヒューマン映画。
ジャマイカ系アメリカ人のクラシック/ジャズピアニストであるドン・シャーリーとシャーリーの運転手/ボディガードを務めたイタリア系アメリカ人のトニー・ヴァレロンガによって1962年に実際に行われたアメリカ南部を回るコンサートツアーにインスパイアされた作品。
タイトルのグリーンブックは、
アメリカが人種隔離政策をとっていた1930〜1960年代に、自動車で旅行するアフリカ系アメリカ人を対象として発行されていた旅行ガイドブックが由来となっている。
ウィキペディアによると、
激しい人種差別と黒人全体の貧困のため、黒人による自動車所有は限られていたが、黒人中産階級が自動車を所有するようになっていった。
スポーツ選手、芸能人、セールスマンとして働いていた黒人も仕事のために長距離を移動したが、黒人長距離移動者はさまざまな危険や不自由に直面した。
白人の経営するガソリンスタンドで給油を拒否されたり、自動車整備工場で整備や修理を断られたり、旅宿では宿泊や食事の提供を拒まれたりした。
グリーンはこのような問題に対処するため、「黒人旅行者に対して、みすみす苦難と当惑に向かっていってしまうことを防ぎ、旅を快適なものとするための情報を与える」ためにグリーンブックを創刊した。
重いテーマだけど、粗野で無教養なトニーとインテリ天才黒人ピアニストのシャーリーが心を通わせていくところが温かい気持ちになっていく