人が亡くなる日が決まっているなんて不思議な感じがしていて・・・。
患者さんがコミュニケーションが取れなくなったら装置を外したいと希望がすでにあって、
医師の判断とご家族の同意でこの日となっていた。
私は今日は午後からの仕事で、どういう状況なのかわからないまま出社。
仕事を終えて帰る時、装置を外してから半日経っているけれどまだ生きていると聞いた。
やっぱり人がいつ亡くなるかは決まっていなくて誰にもわからないことなんだな〜っと思った。
装置を外してケアをする時に、時間が経ちすぎると苦しくなってしまうのでテキパキとやらなければ!と緊張して仕事をしていたことを思うと、
患者さんの体は思っていた以上に強かったのかもしれない。
それにしてもご家族の気持ちを考えるといたたまれない。
その瞬間を待つことはどんなに苦しいか・・・。
時間がより一層に遅く感じると思う。
患者さんはこの日のことを理解していたのかどうかもわからない。
本当にはたから見ても大変な闘病生活だったし、
ご家族も心を痛めていたと思う。
安らかな時が来ますように
