認知症の義母の一言 | スウェーデンで働く!

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スウェーデンで働きその合間にイロイロ・・・日記。

認知症の義母は、週に2回ほどデイケアにお出掛け。

他の人に会っておしゃべりをして、

お茶とランチをして帰ってくる。

タクシーが迎えに来る時間が近づくと、

落ち着かない様子。

「私は今日どこに行くの?」

「何時にタクシーが来るの?」と何度も同じ質問をしてくる。

たぶん、頭の中では、

”今日は何か予定があるけど、それが何か思い出せない。”と言う感じで不安になるのかな・・・。

タクシーが来るまで時間があるのに、

「洋服は何を着ていくのか?」

「靴はどこ?」

「鞄はどこ?」

「上着はどこ?」と質問攻め。

旦那も義父も「まだ時間があるから急がなくていいよ。」と言うが、オロオロはエスカレートするばかり。

なので、身支度を手伝い、準備完了になったら、

少し落ち着いて、

「お腹空いた!サンドウィッチ食べたい!」とポーン

ズッコケマス。

 

義母から「あなた達夫婦は一緒になって何年になるの?」と聞かれ、

旦那は「もう長すぎるほど一緒にいるよ。」と。

そしたら旦那に向かって、

「あんたがしっかりしているからこんなにも続いてきたんだね。」と言う義母。

ズッコケマス。

しっかりしてるか~~~?とつっこみたくなったけど・・・。

今までは、「嫁に見捨てられたら一巻の終わりだからしっかりしなさい。」と言っていたのについに本音が出たか~?

こんな鬼のような嫁に耐えてきた息子がえらい!と実は思っているんじゃないの~?っと一瞬ネガティブに考えたけど、

もしかしたらもう私がどんな人間なのかはっきり思い出せないのかもしれない・・・ショボーン