フリーターが土木業で年収1億円稼ぐ方法 -2ページ目

フリーターが土木業で年収1億円稼ぐ方法

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お客さんとの話


そのお客さんは一部上場の会社
全国に店舗がたくさんある会社です


そこで耳にしたのが
信じたくない話だし
報道されていない
又は
報道できない話だった


福島原発事故によって
やもなく家を離れ
不慣れな街に移住をよぎなくされた
人々が受けたひどい事


それは…


あえて都道府県はあげませんが
避難先で福島県民が受けた仕打ちがひどい


福島県の人が
避難先で
車を駐車場に停めていると
ナンバーが福島に気付いた人が
その車を

蹴る 叩く 怒鳴る


避難先で
福島から来たと話すと
罵声をあびられる


『ここからでていけー!』



その日はご飯がでてこなかったらしい



そのお客さんも
社員から聞いた話なんだけど
この話は本当らしい


心が砕ける音が聞こえた…


ほんの一部事で
そのほかの皆さんは全然そんなことはなく
温かく迎えてくれたのはもちろんわかっている


そんな事をされてがんばっている人を
ただただ応援する
ただそれだけを考える事にした。


以前お話した
七ヶ浜のおじいさんが
今朝がた亡くなってしまいました。

階段からの転落事故との事ですが
本当のことはわかりません

震災より9ヵ月
まだまだ心に負った傷が治らず

自ら命を絶つ人がふえています
冬の寒い夜なんかは
日が落ちるのも早く
健常者でも
とっても寂しくなります


【絆】
これほど感じることはないでしょう

震災とか関係なしに
人と人
この繋がりはもっともっと大切にしたい
これからの人生
だれに頼られて
だれかに頼っていくからこそ
人は生きているだと思う

おじいさんにご冥福を…

震災で多くの命が奪われた
その事実はみな知っている
しかし
最後の最後まで知っているのは
亡くなった親族やまたは葬儀屋さん
だけかもしれない


最近親戚が亡くなって(震災とは関係ない)
葬儀屋さんで行う事になった


私の父もそこで去年葬儀をあげたから
ちょっとした顔なじみではないけど
葬儀屋さんと色々話ができた


話はやはり震災直後の話


葬儀屋さんにとっても異例の事態
震災その日に予定していた通夜も延期


従業員も震災での被害があったものの
命には別条なく全員その日から
休みのない労働をしていたそうだ


実際
停電 電話不通 水がない
といった状況はみなと同じ


ただ異常な数の遺体が運ばれる結果がまっていた


仙台の火葬場 葛岡(くずおか)も
停電で火葬もできない状態が続き
葬儀屋で預かった遺体は数百体


しかも早くて火葬できるのは
2週間後が最短 ただただ火葬を待つだけ
もちろん葬儀もできない


最長で40日間待った遺体もあったそうだ


なので落ち着いた頃
また改めて葬儀を行う親族も
9月頃まで多かったらしい


どんなにドライアイスを入れたとしても
どこかで棺桶をあければ
誰かが開けたなって分かるほど


死臭はひどかったと話していた


また身元が分からず安置されていた場所
各自治体で色々な場所にあったので
そこに身元が判明した遺体を取りに行くことも
多かったのだが


とくにひどい死臭を放っていたのが
桑田圭祐さんが歌って下さったライブ会場…


どうやって消臭したのかと感心していた
本当にあの場所は解体するものだと思っていたみたいだ
匂いがひどすぎて…


亡くなった遺体は初め目は閉じていたとしても
時間がたつに開いてくるらしく
慣れている葬儀屋さんでも不気味だったと話していた


遺体も傷んでくるというよりはミイラ化になっていくらしい


話も色々したが
その葛岡へやってきて火葬を行ったのだが
また
たまたまタイミングがあって
火葬場の人とも震災直後のことを話すことができた



しかしその人とは最も短い会話で終わった



震災直後大変でしたねと問うと


その人は 真面目な顔で 本当に真剣に
私の目を見てただ一言


『地獄でしたね…』と


私も初めてではないだろうか
その言葉の重みをその瞬間に感じ
まったく次の言葉がでない事は…


文字では伝わらないかもしれまんせんが
またどんな一流な役者さんが演じようが


あれほど心臓が一回ドックンっとなるのが分かるほど
思いの厚みが詰まっている言葉を私は今までリアルに感じたことはなかった…
 

本当に悲惨な風景を仕事とはいえ
また慣れているとはいえ


目の当たりにして日々過ごしていた人
その人からの言葉がすべてを表していた。